『BTTB』 | ||||
---|---|---|---|---|
坂本龍一 の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | タケミツメモリアル | |||
ジャンル | ピアノ | |||
時間 | ||||
レーベル | Wea | |||
プロデュース | 坂本龍一 | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
| ||||
坂本龍一 アルバム 年表 | ||||
| ||||
ミュージックビデオ | ||||
「energy flow」 - YouTube |
初の全曲書き下ろしのピアノ・アルバム。ワーナーミュージック・ジャパン移籍第1弾。タイトルは「Back To The Basic」(原点回帰)の略。YMOや『千のナイフ』以前に立ち返る意味[1]。
タイトルの別案としては、「Back」と「Basic」を意味する「2B」が考えられていた。
坂本が影響を受けたモーリス・ラヴェルやエリック・サティの雰囲気がアルバム全体に表れており、準備に6週間。曲を書き始めて4週間で完成させた。短期間だったが『エスペラント』『音楽図鑑』以来の充実感があった、と坂本は当時の日記で語っている[2]。
本作は翌1999年開催オペラ「LIFE a ryuichi sakamoto opera 1999」の準備として位置づけられた。インスピレーションの源となったのはバッハの『マタイ受難曲』のコラールであると答えている[3]。
東京オペラシティコンサートホール内にある、タケミツメモリアルでレコーディング。5種類のマイクを用いてホール自体の残響音を利用[3]。人工的なリバーブをほとんど使っていないことが大きな特徴(初回限定盤収録の14曲)。
1999年7月28日、本作とシングル『ウラBTTB』収録楽曲譜面「all about BTTB」が坂本監修によりヤマハミュージックメディアから発刊。
全作曲:坂本龍一