2006年のCEATEC
CEATECの模様
(2005年10月14日撮影)
CEATECの模様
(2005年10月14日撮影)

CEATEC(シーテック、Combined Exhibition of Advanced TEChnologies)は、経済発展と社会課題の解決を両立する『Society 5.0』の実現を目指し、あらゆる産業・業種の人と技術・情報が集い、『共創』によって未来を描く」を開催趣旨に掲げ、毎年10月に幕張メッセで開催される日本国内最大級の『デジタルイノベーションの総合展』。

主催:一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)

共催:一般社団法人情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)

   一般社団法人ソフトウェア協会(SAJ)

概要

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CEATECの源流は、1962年に始まった「日本電子工業展」にまでさかのぼる。

「テレビ・ラジオ等の音響機器」「電子応用機器を含む無線機器」「測定器」「電子部品」の4部門で構成された展示会に207社が出展、10日間の会期で約15万人が来場し、パーツから完成品まで非常に広範囲にわたるテーマを展示する”総合展” としての特長は、現在に至るまで受け継がれている[1]

1964年の第3回から名称を「エレクトロニクスショー」に改称、幕張メッセ、インテックス大阪での開催などに毎年多くの来場者が足を運んだ[2]

2000年になり「エレクトロニクスショー」は情報・通信の展示会だった「COM JAPAN」と統合して「CEATEC JAPAN」へと生まれ変わる。「テクノロジーで社会を豊かにする」ことを掲げ、映像・情報・通信とデジタル・ネットワークというすべてを網羅する“複合”展としての新たな歴史が始まった。

2007年には20万人が来場、「最先端IT・エレクトロニクス総合展示会」として確固たる地位を築く。

2016年からは「CPS/IoT Exhibition」に舵を切り、IoTの基幹となる電子部品やデバイスから完成品、実装される機器、それらを活用するさまざまなサービスまでを含めた、すべてが一堂に会する「Society 5.0」の実現を目指す『デジタルイノベーションの総合展』として開催。出展カテゴリーから、近年特に以下のキーワードに関する訴求が高まっている。

#AI #次世代通信 #モビリティ #キーデバイス #セキュリティー #サステナビリティ #テクノロジー利活用 & ルール #エコシステム #デジタル田園都市国家構想 #共創事例 #スタートアップ #経営・政策・デザイン #カーボンニュートラル #DX #データ利活用

国内外で活躍する関連企業/団体、ユーザ企業/団体が、時代の先端を行く最新技術や製品の発表/デモを行い、体験型展示などを駆使し来場者にわかりやすく紹介。産学官の協力とともに企業トップや国内外の要人による講演やセミナーも開催され、国内外のキーパーソンが一堂に会する場として、社会から大きな注目を集める日本を代表する総合展となっている。

2024年は自動車・モビリティ業界のイベントであるJAPAN MOBILITY SHOWとの併催となる予定[3]

沿革

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脚注

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  1. ^ CEATEC 公式WEBサイト”. 2024年4月18日閲覧。
  2. ^ エレクトロニクスショー (えれくとろにくすしょー) とは? | 計測関連用語集”. TechEyesOnline. 2024年4月18日閲覧。
  3. ^ 日本自動車工業会がジャパンモビリティショーの開催概要を発表 2024年はビジネスイベントとして開催 - WebCG・2024年5月23日

関連項目

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外部リンク

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