開発元 | ICQ |
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最新版 | |
リポジトリ | |
対応OS | Windows XP · Vista · 7 · 8 · 10 · macOS · Linux · iOS · Android |
種別 | インスタントメッセンジャー |
ライセンス | ICQ EULA |
公式サイト | ICQ.com |
ICQ(アイシーキュー)は、1996年11月15日にイスラエルのMirabilis社により開発されたインスタントメッセンジャー(以下IM)である[1]。このICQという名称は、"I seek you"のフレーズに由来する。
IMの草分け的存在であり[2]、2022年現在もサービスが続いているが、今日では後発のソフトウェアにシェアを奪われている。
Mirabilis社は1998年にAOLに買収され[3]、2010年にはロシアのDigital Sky Technologies(en:Digital Sky Technologies)(現:Mail.Ruグループ)に売却された[4]。
多彩な機能と優れたユーザインタフェースが支持を受け、約4年で登録ユーザー数が1億人を越え、全盛期には世界中で1千万人以上のユーザが利用していた[5]。 一時スパム行為が蔓延したため、フィルタ機能が充実している。相手のコンピュータとP2Pでファイル転送が可能なことも当時としては画期的な特徴であった。現在もアップデート、また新規OSへの対応が続けられている[6]。
複数の言語に対応しているものの、インタフェースは基本的に英語表示(AndroidとiOSでは日本語表示されている)であるが、そのままでも日本語メッセージを送受信できる(バージョンによっては文字化けが発生する)。かつては非公式配布による日本語化パッチも存在し[7][8]、一時的ながら公式に日本語版のあるバージョンが配布された事もあった[9]。また、互換クライアントも多数開発されている。
AOLに買収された際に、AIMとプロトコルが共通化され(OSCARプロトコル)、ICQとAIM、iChat間で相互通信が可能であった(現在のバージョンでは不可能)。
バージョン7では、Facebookチャットへの対応、Facebookの閲覧、投稿、Twitterへの投稿など、ソーシャル・ネットワーキング・サービスとの連携が強化された。バージョン7.6ではGoogle トークやGoogle+ユーザーとのチャットにも対応した。バージョン8ではTwitterの閲覧、投稿はできなくなったが、Jabber(XMPP)とMail.ru Agent(ru:Mail.Ru Агент)に対応し、統合メッセンジャーとも言えるほどだったが、2016年に出たバージョン10ではこれらの機能は削除された(2016年以降、バージョン8以前を使ってもソーシャルネットワークとの連携機能は使えない)。
2020年にはそれらの機能を一新させたICQ Newを公開している。[10]
WEB ICQ(https://web.icq.com/)(旧名:ICQ2go)という公式サービスを使用する事で、Web上からの利用も可能。