IEEE Standards Association(アイトリプルイー・スタンダード・アソシエーション、IEEE-SA)は、工業分野の標準化に関する活動を行うIEEEの内部組織である[1]。IEEE-SAが策定している工業規格の分野は、電力やエネルギー開発、医療研究や医療、情報技術、ロボット、電気通信、ホームオートメーション、交通、ナノテクノロジー、情報アシュアランスなど広範囲に渡る。Standards Associationは「規格協会」などと訳し得るが、通常は日本語に訳さずにIEEE Standards Associationと表記する[1][2]。
IEEE-SAは、バランス、開放性、公平な手順とコンセンサスを提供するプログラムによって、1世紀以上にわたって工業規格を策定してきた。世界中の技術的な専門家が、IEEE標準の策定に参加している[3]。
IEEE-SAは、政府によっても正式に承認された団体ではなく、コミュニティである。ISO、IEC、ITU、CENなどの正式に認められた国際標準化組織は、国家標準化組織(アメリカのANSI、ドイツのDIN、日本のJISCなど)の連合組織である[4]。
英小文字のついた規格は、英小文字のつかない規格の拡張規格であり、元の規格の改訂で取り込まれる。たとえば
などがある。