『i DO ME』 | ||||
---|---|---|---|---|
Snow Man の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | J-POP | |||
レーベル | MENT RECORDING | |||
チャート最高順位 | ||||
| ||||
ゴールドディスク | ||||
| ||||
Snow Man アルバム 年表 | ||||
| ||||
『i DO ME』収録のシングル | ||||
ミュージックビデオ | ||||
「オレンジkiss」 - YouTube 「タペストリー」 - YouTube 「W」 - YouTube 「あいことば」 - YouTube 「slow…」 - YouTube |
『i DO ME』(アイ ドゥ ミー[14])は、Snow Manの3rdアルバム[14]。2023年5月17日にMENT RECORDINGからリリースされた[14]。
初回盤A(CD+DVD・CD+Blu-ray)、初回盤B(CD+DVD・CD+Blu-ray)、通常盤(CDのみ)の3形態で発売された[15]。本作品のタイトル、『i DO ME』には自分らしくという意味があることから、Snow Manらしさを追求することに挑んだアルバムとなっており[15]、その他にもローマ字読みで「挑め」、さらに"DOME"=ドームの文字が盛り込こまれたトリプルミーニングとなっている[16]。
3月15日にグループの公式YouTubeチャンネルで『タペストリー/W』発売記念の動画が公開され、動画の最後に「緊急告知 3月20日(月)20時から緊急生配信決定!」「重大告知アリ!お楽しみに!!」というテロップが流れ[17]、多くの反響が寄せられトレンド入り[18]。3月20日にメンバー全員出演での緊急生配信が実施され、岩本から本作のリリースが発表された[15]。また同時に、グループ初となるドームツアー『Snow Man 1st DOME tour 2023 i DO ME』の開催も発表[15]。ドームツアーは5月26日の京セラドーム大阪公演を皮切りに、東京ドーム、福岡PayPayドームを回り、最終日となる7月2日のバンテリンドームナゴヤ公演まで、4都市10公演で開催された[15]。
4月12日の20時にはリード曲「あいことば」のミュージックビデオがYouTubeで公開された[19]。タイトルは「合言葉」と「愛言葉」のダブルミーニングで[10]、「同じ日常を共有している者同士でしか分かり合えないことば」のこと[20]。多くの人に受け入れられるよう曲調は王道のJ-POPソングとなっており[19]、歌詞では家族や友人、恋人など、聴いた人がそれぞれ届けたい人へ送る「あいことば」が表現されている[21]。MVにはショップで仲睦まじく洋服を試着すると向井と阿部、ボーリング場で大はしゃぎするラウールと佐久間など[22]、メンバーのプライベートな日常を切り取ったような[19]、自然な笑顔を見せる9人の姿が収められており[22]、サビ部分では、歌詞の言葉を汲み取りながらメンバー1人1人が想いを込めて手振りを添えて歌い、アドリブでアイコンタクトも交わしている[19]。MVが公開されるとSNSでは「ハッピーなのにめちゃくちゃ泣ける!」「素敵なMVをありがとう!感動で泣きました」など反響を呼び[22]、ツイッターでは「#スノニューMV」がトレンド1位、「#ラブソングじゃなくアイソング」もトレンド入りした[21]。動画再生回数は5月10日午後時点で975万回を超え、同日にはレコーディングスタジオでのシーンや、MV本編で未使用のシーンが盛り込まれた「Another Rec ver.」も公開された[23]。
4月19日の17時には「slow...」のミュージックビデオがYouTubeで公開された[24]。時間をテーマとした楽曲で、光と影のグラフィカルな世界、ポートレートのような静の世界、モノクロのシーン、感情向き出しのウェットなシーンなど様々なSnow Manの“slowなアイデンティティ”が表現されている[24][25]。大小様々なシャンデリアが揺れ動く中[24]、R&B調の楽曲に乗せてメンバーがクールでスタイリッシュに踊る[26]、憂いを帯びたメンバーの表情が妖艶な魅力を放つ作品となっており、5月4日時点で再生回数は710万回を記録[27]。5月3日にはダンスのみで楽曲を表現したDance Practice動画も公開された[27]。振付はダンサーアーティストでコレオグラファーのReiNaが担当[28]。本人が自身のTikTokで踊ってみた動画を投稿したり[28]、TBS系ドラマ『トリリオンゲーム』で目黒と共演する佐野勇斗が所属するM!LKも、メンバー全員でカバーダンスを踊った動画をTikTokに投稿し、再生回数200万回を突破するなど反響があった[29]。
通常盤にはユニット曲が4曲収録されているが[30]、Snow Manには異例の曲数であったため、詳細発表前からネット上ではメンバーの組み合わせ予想が白熱し、Twitterでは「ユニット曲」というワードがトレンド上位に浮上した[31]。4月26日、深澤が進行役となってユニットの組み合わせを発表し、それぞれの楽曲のミュージックビデオの一部を公開する動画『Snow Man【Music Video鑑賞会】「i DO ME」ユニット曲公開!!』が公式YouTubeで更新された[32][33]。なお、このユニットの組み合わせは「あいことば」のMVで匂わせていたことが明かされている[32]。
本作の発売を記念して、5月1日から31日までタワーレコード限定「More Johnny's, More Fun!」[注 1]ポスターと「マンスリー・タワー・プッシュ」ポスターを全店で掲示[34]。一部対象店舗ではさらにSnow Manとの期間限定展示として展着日となる5月16日から5月22日までメンバー別のソロポスターとソロパネル、三角ポップや告知タペストリー、等身大パネルが設置された[34]。
※ 1. - 12.は通常盤と共通。
※1. - 12.は通常盤と共通。
オリコンでは店着日である発売初日に83.3万枚を売り上げ、2023年5月16日付オリコンデイリーアルバムランキングで1位を獲得[51]。その後も売り上げを伸ばし、5月23日発表のオリコンアルバムランキングでは初週106.1万枚に達し、前作『Snow Labo. S2』の累積売上104.1万枚を上回る自己最高累積売上でオリコン週間アルバムランキング初登場1位を獲得した[1]。アルバムは3作連続・通算3作目の1位獲得だが、Snow Manが初週でミリオンを達成するのはシングル作品とアルバム作品を通じて初めてのこと[1]。
Billboard JAPANでも、初週107万2926枚を売り上げ首位を獲得[4]。『Snow Mania S1』『Snow Labo. S2』に続き、3作連続でミリオンを達成した[4]。また、2023年の集計期間中28週にわたってずっとチャートインし続け、年間累計ではCDセールス126万7417枚で2位を記録した[9]。