ラジオ番組・中継内での各種情報(終了した番組・中継を含みます)は、CDなどでの販売や公式なアーカイブなど常に参照可能な状態のネット配信、または信頼できる紙媒体またはウェブ媒体が紹介するまで、出典として用いないで下さい。検証可能性に基づき除去される場合があります。
株式会社J-WAVE[1]
J-WAVE, Inc.
J-WAVEが入居する六本木ヒルズ森タワー
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 J-WAVE[1]
本社所在地 日本の旗 日本
106-6188[1]
東京都港区六本木六丁目10番1号
六本木ヒルズ森タワー33階[1]
設立 1987年12月10日[1]
(株式会社エフエムジャパン)
業種 情報・通信業
法人番号 4010401005089
事業内容 放送法に基づく超短波放送事業ほか
代表者 代表取締役社長 中岡壮生[1]
資本金 20億円(2022年3月31日現在)[2]
売上高 47億4351万2千円(2022年度)[2]
営業利益 112万3千円(2022年度)[2]
経常利益 2億3452万1千円(2022年度)[2]
純利益 1億7961万2千円(2022年度)[2]
純資産 107億5741万円
(2023年3月31日現在)[2]
総資産 107億5741万円
(2023年3月31日現在)[2]
従業員数 63人(2023年4月1日時点)
支店舗数 1(大阪支社)[1]
決算期 3月
主要子会社 株式会社J-WAVE MUSIC
株式会社J-WAVE i
株式会社JAVE[1]
関係する人物 堤清二
外部リンク https://www.j-wave.co.jp/
特記事項:2003年10月1日、現商号に変更。
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J-WAVE
J-WAVE, Inc.
放送対象地域 東京都
系列 JFL
愛称 J-WAVE[1]
コールサイン JOAV-FM
開局日 1988年10月1日
本社 106-6188[1]
東京都港区六本木6丁目10番1号
六本木ヒルズ森タワー33階[1]
北緯35度39分37.44秒 東経139度43分44.55秒 / 北緯35.6604000度 東経139.7290417度 / 35.6604000; 139.7290417座標: 北緯35度39分37.44秒 東経139度43分44.55秒 / 北緯35.6604000度 東経139.7290417度 / 35.6604000; 139.7290417
演奏所 本社と同じ
親局 / 出力 東京 81.3MHz / 7kW
主な中継局 港 88.3MHz(100W)[3][4][1]
公式サイト https://www.j-wave.co.jp/
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株式会社J-WAVE(ジェイウェィブ、J-WAVE, Inc.)は、東京都放送対象地域として周波数変調超短波放送(FM放送)をする特定地上基幹放送事業者である。1988年から1989年にかけて「J-POP」(Jポップ)という新たな音楽ジャンルと名称を定義・新造し、それを定着させた[5]日本民間放送連盟の地上放送正会員の中で社名に「放送」「テレビ」「ラジオ」「エフエム(FM)」のいずれも含まない唯一の放送局でもある。

概要

株式会社エフエムジャパン[注釈 1]」として1987年末に設立され、翌年の1988年10月1日より放送を開始した。東京都を放送対象地域とする民放FM局ではエフエム東京(TOKYO FM)に次いで2番目に開局している。

設立には、六本木に本店を置いていたレコード店「WAVE」(2011年経営破綻)の母体であるセゾングループ[注釈 2]と、東急グループが出資者として深く関わった。開局申請には495社が応募したが、郵政省(当時)は「調整」と称して1社に絞り込んだ[6]

設立時から2006年6月まで、代表取締役会長社長には、長らく郵政省からの官僚もしくは経団連出身者が務めていたが、2008年6月に社長に就任したニッポン放送(2023年現在、同社が同一放送対象区域で10%を超える(18.2%)株式を所有しており支配関係に該当するが、2011年6月の規制緩和で適用除外となっている[7])出身の小笠原徹以降、ラジオ業界経験者が務めることになった。ただ役員の多くは、出資法人の管理職クラス社員が派遣されている。

1993年5月に設立されたJAPAN FM LEAGUE(JFL)において、事実上幹事局の位置付けとなっている(JFLの特性上、J-WAVEはキー局ではない)。2003年にはそれまでの西麻布高樹町)から六本木ヒルズ森タワー33階に移転し「定期放送されている日本一地表より高い場所にあるラジオ局」となる。

2006年5月29日から2011年3月まで、日本国内で初めて音楽番組専門のインターネット無料配信サービス「Brandnew J “Just Like Radio”」を運用していた。2006年8月には主に首都圏を対象としたインターネットサービスプロバイダ事業「J-WAVE@NET」(ジェイウェィブ・アット・ネット)を開始。インターネット放送の融合が云われながらも遅々として進まない状況が続いていた中、放送局自らがプロバイダ事業に乗り出した国内初の例であった[8][注釈 3]

コールサインはJOAV-FM。

放送対象地域の一部である東京都島嶼部には中継局が無い。また同多摩地域にも中継局がない[注釈 4]

2012年4月23日より東京スカイツリーから送信を開始したことにより、高層建築物の影になる東京都港区南西部に難聴地域が発生した。それに伴い、港区南西部およびその周辺部と放送区域としてJ-WAVEみなとFM(六本木ヒルズ森タワー、100W、88.3MHz[注釈 5])の免許を2015年10月21日付で受けた。試験電波の送信を経て、11月1日5:00に開局した[4][3]

事業所所在地

本社
106-6188 東京都港区六本木六丁目10番1号 六本木ヒルズ森タワー33階
大阪支社
〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田二丁目4番13号 阪神産経桜橋ビル9階

送信所

種別 局名 周波数 空中線
電力
実効
輻射
電力
所在地 備考
親局 東京
[10]
81.3MHz 7kW 57kW 東京
スカイツリー
かつては東京タワーから送信していたが、東京スカイツリーへの移転を計画し、2010年にNHK東京FM放送と共に移転許可の申請を総務省に提出[11]、2011年2月4日に認可された[12]。これにより2012年1月下旬 - 3月末の試験放送を経て4月23日より送信している[13]
中継局 みなと 88.3MHz 100W 110W 六本木ヒルズ
森タワー
[3]
東京スカイツリーからの送信に伴い、高層建築物の影になる港区南西部の難聴を解消するために設置されたもので、六本木ヒルズ森タワーの予備送信設備を利用し、試験放送や免許交付を経て2015年11月1日より運用を開始した[14]
廃局
親局 東京 81.3MHz 10kW 44kW 東京タワー 予備送信所として東京タワーを継続使用するNHK-FMとは異なり、当局では後述にある社屋内の非常用送信システムを予備送信所として継続使用するため、東京タワーからの送信は完全に廃止された。
出典[1]

スタジオなど

本社スタジオ
生放送用スタジオはA,B,C Studioからなる。 音声調整卓は2021年2月よりRoland社のM-5000を使用[15]。森タワー移転当初からスチューダー社の928ミキシング・コンソール(アナログ式)を使用していた。
モニタースピーカーはスチューダーとKRK両社の製品を使用。CDプレーヤーなど回転系の機材は、他局より更新サイクルが短い傾向がある。
A,Bスタジオの窓からは、かつての送信所だった東京タワーが眺望出来る。しかし、東京タワーから送信される各放送局の電波がガラス窓を透過するため、可能な限りガラス窓に張られたシールドフィルムで弾いている[注釈 6][16]
ブース内、回転式のアナウンステーブルと、電動モーションコントロールマイクシステムにより、天井から吊ったマイクを移動できるシステムとしており、マイクスタンドを排除した。これはDJ・出演者の構成によって向きを変えられるようにしたため。
録音スタジオとして1,2 Studioを配置。1 Studioからも東京タワーが眺望できる。
また、2013年10月に「ゼロスタジオ」が完成し、2013年10月からは『ZAPPA』が、2017年4月からは『SATURDAY NIGHT VIBES』が放送されている。ここはアナブースがなく、副調整室内にマイクも置かれ、番組ナビゲーターが自らミキシングやプレーヤー操作などを行うスタイルのワンマンスタジオとなっており、番組ナビゲーターは選曲から送出までを一人でこなす。
この他編集用スタジオが設けられており、2021年末頃に2つの編集室の間仕切を撤去して、1つの大きな部屋に改修する更新工事が行われた[17]
各生放送スタジオからはワーキングエリアの「D-Room」と直結。近接箇所に「CDライブラリー」がある。
けやき坂スタジオ
けやき坂スタジオ
六本木ヒルズ内のサテライトスタジオ。本社演奏所マスター(主調整室)までは光ケーブルとメタルケーブルで結ばれる。
音声調整卓は、2018年2月よりRoland社のM-5000を使用[18][19]。開設当初からスチューダー社の928ミキシング・コンソール(アナログ式)を使用していた。
メインのマイクは、歴代的にベイヤーダイナミック(Beyerdynamic)のリボンマイクを使用している。
かつてはHMV渋谷にサテライトスタジオを設置していた(1998.10 - 2009.9)。
西麻布三井ビルディング(2019年解体)
本社移転プロジェクト
2003年10月、開局15周年を迎えるに当たり、本社・演奏所を西麻布三井ビルディング[注釈 7]から六本木ヒルズ森タワーに移転することを決定した。当初は西麻布三井ビルディングでの改修を計画していたが、条件などを検討して六本木ヒルズ森タワーへの移転を決めた[注釈 8]
2003年2月、移転計画を発表。六本木ヒルズオープンは4月。本社・演奏所工事は実質6月から開始され、10月1日完成とスケジュールは極めて過密であった。特に放送技術関係は困難を極めたが、予定通り2003年10月1日移転、開局15周年を迎えた。このプロジェクトは社内で、六本木ヒルズのある六本木6丁目から66、六本木ヒルズ森タワー33階に移転することで33、と語呂を合わせた66-33プロジェクトと名付けられた[注釈 9]
本社・演奏所の電源システム
六本木ヒルズ本社の電源は、六本木エネルギーサービスから供給を受けている。
森タワー地下6階にある都市ガス使用のガスタービン(6360kWが6台[注釈 10])と、その廃熱利用による補佐的なスチームタービン(500kWが1台)により発電している。さらに、両タービン点検時のバックアップとして、東京電力の66kVを2回線で受電しているなど、高信頼性を持った電源システムである。ここより発電された電力は、6.6kVの複数ある回線をビル内の複数の変電所に送り、低電圧に変換する。
J-WAVEは2ヶ所のビル内変電所から、三相210Vが2回線、三相415Vも2回線、合計4回線を受電。2ヶ所の変電所から受電するので、1か所の変電所でトラブルが起きても、最低限の電源確保はできると二重の冗長化システムになっている。さらに万が一の停電に備えた30kVAの無停電電源装置2台も設置され、これとは別に、東京スカイツリーに放送を伝送するバックアップ用回線装置向けの非常時用無停電電源装置も設置している。
「周辺需要家が停電しても六本木ヒルズは停電しない」と言われている事も、J-WAVEが六本木ヒルズへの移転を決めたポイントである。

ステートメント&ステーションコンセプト

開局から32年守られたステートメントは"TUNE INTO THE FUTURE~未来をつくる音楽放送局"で「J-WAVEリスナーと共に東京で生活する人の新しいヴィジョンをつくりたい」との意味が込められている。またリスナーとのコミュニケーション・キーワードとして"GOOD DESIGN"を提唱しており[20]、それらに合わせた番組作りがなされている(後述)。ステーションコンセプトは一部ジングルでも謳われている「Soundscape and Imagination, 81.3 J-WAVE」(サウンドスケープ・アンド・イマジネーション エイティワン・ポイント・スリー・ジェイウェィブ)。

2020年1月、ステーションロゴとともにステートメントを一新。新ステートメントは"for the Unique and Universal"で「声と音楽と行動で、多様な東京の風景を作る」をJ-WAVEのミッションとしている[21]

資本構成

企業・団体の名称、個人の肩書は当時のもの。出典:[22][23][24][25]

2015年3月31日 - 2020年3月31日

資本金 発行済株式総数 株主数
20億円 40,000株 84
株主 株式数 比率
ニッポン放送 7,230株 18.08%
クレディセゾン 2,560株 06.40%
共同通信社 1,860株 04.65%
中日新聞社 1,860株 04.65%
みずほ銀行 1,520株 03.80%
日本経済新聞社 1,480株 03.70%
東急エージェンシー 1,360株 03.40%
東京都 1,200株 03.00%
朝日新聞社 1,200株 03.00%
読売新聞東京本社 1,200株 03.00%
ADKマーケティング・ソリューションズ 1,200株 03.00%
三菱UFJ銀行 1,200株 03.00%

過去の資本構成

特徴

“The Best Music On The Planet”(地球で一番の音楽)をスローガンに、音楽番組を中心に構成されている。音楽ジャンル別FM局が存在するアメリカに倣い、バブル景気中に各地で設立された“お洒落な音楽だけを流し続ける”FM局の一つ[注釈 12]。また、かつて「国際都市TOKIO発」をキーワードにしていたこともあって、東京都心の情報や、海外の話題を紹介する。他の関東所在各局と異なり、ヘヴィー・ローテーション番組が存在しない。

J-WAVEでは、「司会者は音楽をナビゲートするためにいる」という考えから、他局で言うDJを「ナビゲーター」と呼ぶ[注釈 13]。当初はネイティヴに近い程度の英語力が必須で、人並みでない人物像やキャリアが求められ、心地よい放送を目指すことから、トーク内容にも厳しい制約[注釈 14]があった。クリス・ペプラージョン・カビラジェームス天願ルーシー・ケントキャラ・ジョーンズなどの英語話者であるタレントを送り出した。その為、現在でも大半のナビゲーターは日本語と英語のバイリンガルDJである[注釈 15]

また、番組やCMの合間に流れるジングルも一万種類以上あるといわれている。多くの場合同一のメロディー(81.3〈Eighty One Point Three〉 J-WAVE〜♪)を基本としている。

開局以来、交通情報のBGMはチック・コリア天気予報のBGMはデイヴィッド・ベノワが作曲・演奏したものが使われてきたが、2004年4月より小曽根真が作曲、同トリオが演奏した楽曲を使用している。

FM局には珍しい時事解説番組(JAM THE PLANET)やビジネス関連の番組(MAKE IT 21)を放送(『MAKE IT 21』はナビゲーターの経歴不祥事により2016年3月中旬で打ち切られた)。

日本国内の民放ラジオでは唯一創価学会聖教新聞コマーシャルを流していない局である[注釈 16]。かつては消費者金融不動産投資パチンコ店公営競技など、リスナーに不利益を与える可能性のある業態のコマーシャルは流していなかったが、2010年代頃からは緩和され、銀行系の消費者金融やボートレースのCMは流れることがある。しかし、2023年現在、パチンコ・パチスロ関係(メーカー、ホール共に)のCMは皆無である。

かつてラジオショッピングとして『SHOPPER'S DIAL -Goody Goody-』があったが、その後『TOKYO PREMIERE』になり、2010年9月末で終了した。

編成

放送時間は月曜日から日曜日まで、24時間放送を行う。原則的には5時が一日の区切りとなっている。原則として、土日の夕方から夜にかけては単独スポンサーの54分番組が、それ以外の時間にはワイド番組が放送されている。週末の番組を中心に単独スポンサーによる30 - 40分のコーナーを設置し[注釈 17]、それを挟みながら放送するブロックワイド形式をとるワイド番組もあったが、徐々に姿を消していき、現在は土曜日の『RADIO DONUTS』程度となった[注釈 18]

日曜日の深夜1時から翌朝5時までは放送休止としている[注釈 19]が、実際には試験放送(フィラー)や後述の放送番組審議会の内容紹介などといった番組が入る事もある。かつてはFMでの放送休止時間帯において、衛星放送で「ROCKIN' SOUL YELLOW」という独自番組が放送されており、J-WAVEを中継するコミュニティ放送局の中にはこの番組も中継しているところがあった。

日曜日の放送終了直前にかかる音楽"Across The View"(Richard Burmer)は、開局前の試験放送時から人気の楽曲で、当時は問い合わせが殺到したという。

時報

開局当初より「番組の流れを断ち切らない」という考え方のもと、放送中に時報をほとんど流していない。

以前は「Singin' Clock」(シンギン・クロック)というジングル風の「時報」を随所で使用していた。これは女声(英語)によるゆったりとした歌もので、歌詞中に含まれる"It's 〜 o'clock"の"〜(数詞)"の部分が正時になるよう、調整されて送出されていた。

現在は上記のSingin' Clockを毎日5時と6時(月曜5時はオープニング兼用、週末5時は"Welcome to the weekend"が追加)に使用しているほか、平日の10時・15時・18時(いずれも番組の途中)に、ヴァイオリンとシンセサイザーによる音楽(30秒ほど)のあと、「At the tone, 10 AM」「At the tone, 3 PM」「At the tone, 6 PM」とアナウンス、そしてガラス棒を叩くような“コーン”という音で正時が告知される(音楽部分にはコメントのみのCMが組み込まれるが、サウンドプラネット経由では音楽のみ)。2019年4月現在、10時・15時と金曜の18時時報後にはHead Line Newsが入る[注釈 20]

2010年4月からは平日の10時・15時・18時のタイミングはそのままにメロディやアナウンスが変わっている(アナウンス上は「Singin' Clock」と言っているため、平日朝のものとは多少違うSingin' Clockとも受け取れる)。また、正時告知のガラス棒を叩くような音のところまでメロディがかぶっている(radikoでは、多少のタイムラグが発生するため、正時告知のところは鳴り始めたところでカットアウトし、Head Line Newsからカットインする[注釈 21])。さらに2011年6月、シチズンホールディングスがスポンサーに就き、曲も溝口肇の『シチズンサウンド』に改められた(サウンドプラネットではフィラー音楽に差し替え)。2021年6月からは健栄製薬が平日10時・15時の、霧島酒造が平日18時のスポンサーに就き、前者では永瀬廉による「手ピカジェル」のCM[26]、後者ではジョン・カビラによる「黒霧島」のCM[注釈 22]が流れた後に時報告知サウンドが流れるようになっている。2022年10月から2023年3月までは平日10時のみJVCケンウッドがスポンサーに就いている。

また、週末に関しては土曜の16時台 - 21時台・日曜の16時台 - 23時台はスローな音楽と英語のナレーションで時刻を知らせる「TIME CLOCK」(タイム・クロック)を採用し、概ね正時の15秒前から流し、正時に次の番組が始まるようになっている。

通例、ラジオ放送では時報前にステーションブレイクまたは時報CM(「○○が、○時をお知らせします」等)を入れ、時報後に番組に戻るパターンが多いが、J-WAVEの場合、特にワイド番組同士の間はCMを挟まず(ステーションブレイクレス編成という)、前の番組のエンディングからそのまま次の番組に入るケースが多い。更には、開局当初から長らく、ナビゲーター(DJ)同士が喋りながら番組を引き継いでいくスタイルだったため、タイムテーブル上の時間ちょうどに番組が始まることはほとんど無く、時として番組開始のアナウンスが大きくずれ込むこともあった(クロスプログラムの亜種ともいえる)。

例として、以前平日7時から9時に放送していた『TOKIO TODAY』のジョン・カビラと、9時放送開始予定の『ANTE MERIDIEN』のデーヴ・フロムが8時57分ごろから話し始め、8分近くも喋り続けたため、ANTE MERIDIENの番組開始アナウンスが9時5分ごろになされたことがある。

2024年4月現在ではこうした番組間の引き継ぎは金曜日の11時半前後(2016年10月以降の『〜JK RADIO〜TOKYO UNITED』(ジョン・カビラ)から『ALL GOOD FRIDAY』(LiLiCo稲葉友))に残るのみとなっており、それ以外の番組は開始時刻ちょうどにスタートするようになっている。

沿革

キャンペーン

J-WAVE SPRING CAMPAIGN(春のキャンペーン)

斜体はサブタイトル、()内はキャンペーンソング

J-WAVE WINTER CAMPAIGN
その他

それぞれのキャンペーンの際には、通常番組内に連動コーナーが作られるほか、終了間際の祝日などに特別番組が放送される。

タイムテーブル

2024年4月時点。 (公式サイトのタイムテーブルも参照)

MONDAY TUESDAY WEDNESDAY THURSDAY FRIDAY SATURDAY SUNDAY
5 5:00 ◎ JUST A LITTLE LOVIN' - 中田絢千 5:00 GLASSY WEEKEND - nico 5:00 ◎ WEEKEND VIBES - DJ TARO
6 6:00 ◎ J-WAVE TOKYO MORNING RADIO - 別所哲也 6:00 ◎ 〜JK RADIO〜TOKYO UNITED - ジョン・カビラ
  • 8:40 WORDS FROM THE FIELD - GAKU MC
6:00 ◎ POP OF THE WORLD - ハリー杉山ジェニー 6:00 ◎ EARLY GLORY - 小林涼子
  • 7:35 SARAYA ENJOY! NATURAL STYLE - 野村友里
7
7:50 LETTERS TO YOUR PRECIOUS - 秀島史香
8 8:00 ◎ RADIO DONUTS - 渡辺祐山田玲奈
9 9:00 ◎ STEP ONE - サッシャ、ノイハウス萌菜 9:00 ◎ ACROSS THE SKY - 小川紗良
10
11
11:30 ◎ ALL GOOD FRIDAY - LiLiCo稲葉友
12 12:00 ◎ BLUE IN GREEN - 甲斐まりか 12:00 DRIVING WITH YOU - 生田絵梨花
13 13:00 TALK TO NEIGHBORS - クリス智子 13:00 ◎ TOKIO HOT 100 - クリス・ペプラー
13:30 ◎ PEOPLE'S ROASTERY - 長井優希乃
14
15 15:00 BIBLIOTHECA 〜THE WEEKEND LIBRARY〜 - 山口周長濱ねる
16 16:00 ◎ GRAND MARQUEE - タカノシンヤ (Frasco) 、セレイナ・アン 16:00 MOTORING MUSIC - 武藤千春 16:00 LIFETIME BLUES - オダギリジョー
16:30 ◎ START LINE - 長谷川ミラ
17 17:00 MILLION BILLION - BE:FIRST 17:00 SAUDE! SAUDADE... - 滝川クリステル
18 18:00 OTOAJITO - クリス・ペプラー 18:00 ★ LIFESTYLE COLLEGE - 吉岡里帆
18:50 DIG UP! - 鮎貝健栄倉麻桍福ノ上達也藤田琢己宮本絢子山中タイキ
19 19:00 ◎ JAM THE PLANET - 吉田まゆ (月・火 19:00 - 20:00)、堀潤 (水・木 19:00 - 20:00)、グローバー (月 - 木 20:00 - 22:00) 19:00 WORLD AIR CURRENT - 葉加瀬太郎 19:00 DRIVE TO THE FUTURE - ピストン西沢
20 20:00 ◎ INNOVATION WORLD - 川田十夢 20:00 TOMOLAB.〜TOMORROW LABORATORY - 井桁弘恵 20:00 TRAVELLING WITHOUT MOVING - 野村訓市
21 21:00 TIME AND TIDE - 市川紗椰槙野智章 21:00 THE EXPERIENCE - 亀田誠治
21:45 GLOBAL BUSINESS CHARGE - 西脇資哲
22 22:00 ◎ SONAR MUSIC - あっこゴリラ 22:00 MUSIC BLOOM - Shin Sakiura、Rachel (chelmico) 22:00 FOURGONNETTE - 長岡亮介 22:00 J-WAVE SELECTION
22:30 LOGISTEED RADIONOMICS - 佐々木久美日向坂46
23 23:00 HAPPYEND FRIDAY - SHISHAMO 23:00 DIVE TO THE NEW WORLD - SKY-HI 23:00 INNOVATION WORLD ERA - 真鍋大度 / 後藤正文 / のん / 小橋賢児
23:30 WEEKEND LIVING - 松下洸平
0 0:00 SPARK 0:00 QUEST FOR THE FUTURE- 小坂菜緒 (日向坂46) 0:00 MASSIVE HISTORIA - 詩羽水曜日のカンパネラ 0:00 GROWING REED - 岡田准一[注釈 26]
sumika 新井和輝 (King Gnu) 秦基博 今市隆二 (三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE) 0:30 THE PLAYBACK - 山田健人
1 1:00 THE KINGS PLACE 1:00 BITS & BOBS TOKYO - 髙崎卓馬・長澤樹 1:00 TOKYO M.A.A.D SPIN 1:00 放送休止[その他の番組 1]
04 Limited Sazabys MAN WITH A MISSION DISH// ヤングスキニー 1:30 TURNING BACK - Novel Core
2 2:00 Midnight Chime - たなかみさき 2:00 BEFORE DAWN - 燃え殻 2:00 JUMP OVER - 松居大悟 2:00 TAKRAM RADIO - 渡邉康太郎 2:00 ORIENTAL MUSIC SHOW - サラーム海上
2:30 FAV COLLECT CLUB -OMIYUNO SUKI SHU SHU CLUB- - 小谷実由
3 3:00 THE UNIVERSE 3:00 TOKYO M.A.A.D SPIN
4 安藤裕子 大橋トリオ 大貫妙子 岸田繁くるり
  1. ^ その他の番組
    • sun. 1:00 - 5:00 J-WAVE MUSIC SELECTION - 落合隼亮(サウンドプラネットのみ)
    • 第2日曜深夜 1:00 - 2:00 DIALOGUE RADIO〜in the Dark〜 - 志村季世恵、板井麻衣子

なお、月曜 - 金曜に祝日がある場合、9:00 - 17:55までの特別番組『J-WAVE HOLIDAY SPECIAL』が放送される。また、日によってはその直後の時間帯やクリスマスや年末などの時期にも、数時間単位で通常とは異なる編成で特別番組がいくつか組まれる。これらの番組は多く単独スポンサーである。

日曜深夜の放送休止枠は月に一度、オリジナルジングルをオルゴールアレンジしたBGMにのせて「J-WAVE 番組審議会事務局からのお知らせ」を放送するため、その際は25:05に終了する。また、試験電波と称して新旧洋邦を問わない、ジャンルレス・かつライヴ音源などを用いた楽曲と、合間に英語によるナレーションを挟む。また、定期的にこの枠をリスナー(J-me会員)に開放し、「日曜深夜の選曲権」と題して、リスナー(J-me会員)に選曲権をゆだねる企画も行っている[44]。この枠に関してはradikoでは聴くことはできず、クロージングナレーション終了後、オープニングに入るまで無音となる。

試験放送中のデータについては、'AZ'-STATION J-WAVEを参照。

ミニ番組

J-WAVEが発行するタイムテーブルに掲載されているニュースや天気などの生活情報のコーナーの総称。"LIFE INFORMATION"という名称が放送に使用されることはない。これらの情報はナビゲーター(DJ)ではなくアナウンサーによって伝えられる。
月曜から木曜迄の23時55分か5分間放送。パーソナリティーは菅原敏。
土曜日の17時台から21時台、日曜日の16時台から23時台の毎時58分頃から2分程、土曜23時台は56分から4分程放送。これまでのモノローグスタイルであった『VOICE...』や『VISION』のスタイルを受け継ぎ、森羅万象のきらめく一瞬を言葉と音楽で伝える、短くも美しいラジオストーリー。土曜日は7回、日曜日は8回オンエア。ナビゲーターは『VISION』に引き続きVieVie。59分50秒からは時刻を告知するアナウンスが流れて次の番組へつなぐ。

過去の番組

タイムテーブル (番組表)

番組の情報などを載せた小冊子「TimeTable」を毎月末に発行している。発行場所は主要CDショップ(HMVタワーレコード新星堂、ヴァージンメガストア、山野楽器など)である。

タイムテーブルの入手が困難な場合、J-WAVEよりタイムテーブルを郵送してもらうことも可能。

2010年7月20日から一時期iPhone用アプリとして無料配信を行った事があり、ナビゲーターの音声も聞くことができるようになっていた。

改編

番組の改編は主に4月と10月に行われる。番組の終了などの告知は、原則として終了の2週間前頃から行われる。

所属アナウンサー

2021年9月現在、専属アナウンサーはいないため、ニュース等のアナウンスはフリーアナウンサーが担当するが、一時期専属のアナウンサーがいたことがある。

2006年9月よりプロデューサーとして入社していたが、2007年4月より同局初の専属アナウンサーになる。
2010年5月末より産休及び育児休暇。その後、2013年6月をもってJ-WAVEを退社。

GREEN Casting Day

環境問題への意識を高めるなどの目的から、毎月1日の放送と祝日に行われる『ホリデースペシャル』の放送を全て自然エネルギーによる電力で賄っている。以下の3種類のいずれかで放送し、使用中の電力源を示すロゴマークが公式サイトトップページや番組サイトに表示される。

なお、2007年2月16日は京都議定書が発効してからちょうど2年の日にあたったため、この日もGREEN Casting Dayとして放送を行った。

実際には、自社で直接発電しているわけではなく(局舎には非常用以外の発電設備はない)、日本自然エネルギー株式会社のグリーン電力証書のしくみを利用して、間接的に利用するというかたちをとっている。

Green Power WIND
風力発電。自然風により風車を回し、その回転運動を発電機に伝えて発電させたエネルギー。
Green Power WATER
水力発電。高いところから落ちてくる水の勢いで水車を回し、その水車が回転する力で発電させたエネルギー。
Green Power BIOMASS
バイオマス発電。植物などから得られた有機物をエネルギー源として発電されたエネルギー。

なお、このGREEN Casting Dayにはデンカ(以前はみずほフィナンシャルグループ)がスポンサーとして協賛している。

聴取率

かつて、1989年7月29日 - 8月4日と1990年4月期に行われた聴取率調査で首都圏全局1位を獲得したこともあった[45]。それ以降はAM主要局に抜かれたが、JFNのキー局であるTOKYO FMと熾烈なFM局首位争いを展開。1990年代中頃はトーク主体のTFMに苦戦を強いられていたが、近年は巻き返しを図り優位に立つ。この在京FM2局の聴取率合戦に、これまでは県下居住者の聴取状況のみを集計していた、埼玉のNACK5が、2004年4月期に埼玉県内、都内を含めた首都圏で初めて首位(J-WAVEと同率)を獲得するなど、1都3県下で三つ巴の激しいFM局首位争いが繰り広げられている[要出典]。さらに、2008年6月期ではAMの文化放送を抜き首都圏全局4位となるなどの躍進を見せ[46]、2010年10月・12月期にTBSラジオに次ぐ、2期連続単独2位となって以降、首都圏全局2位になることが多くなっている[要出典]。2021年6月期調査では20年間首位を譲らなかったTBSラジオを抜き、単独首位となった[47]。その後はエフエム東京やニッポン放送が猛追をかけていることと、TBSラジオが聴取率調査を意識した編成(スペシャルウィーク)を取りやめたことが遠因となり、混とんとしている。

提供クレジット

J-WAVEの提供スポンサーの紹介(提供クレジット)の読み上げ方は、そのほとんどが「(番組名). This program is(was) brought to you by 提供社名」や「(コーナー名) brought to you by 提供社名」と、バイリンガルDJが多いJ-WAVEをアピールする英語での提供読み上げとなっている。 また、社名部分に関しても、かつては基本英語読みであったが[注釈 27]、現在は英語読みを主軸としながらも社名に英語が使用されてないなどの場合には日本語読みとなっている[注釈 28]。また、他局と同じ全文日本語読みの提供クレジットも少ないながらもある[注釈 29]。基本的に英語を得意としないナビゲーターであってもカタカナ英語で担当するが、2010年頃からは別のナレーターが担当する。

なお、TOKYO FMbayfmなどの他局でも、一部番組において「This program is(was) brought to you by ○○」を用いているケースがある。

サイマル放送・再送信

radikoを除くサイマル放送サービスの実施状況について述べる。

DIGITAL J-WAVE

J-WAVEは、全国のコミュニティ放送局へ向けて、再送信サービス「DIGITAL J-WAVE」を実施している[48]放送線の経由でなく、J-WAVEと再送信希望局とのあいだで契約を締結したのち、既存の全国放送チャンネルを各局が受信し、受信音声を中継する形をとっており、2004年9月30日まではDIGITAL J-WAVE 505を、同チャンネル閉局以降はSOUND PLANETのJ-WAVEチャンネル[49]を利用している。

J-WAVEの地上波放送区域である関東地方は基本的にサービスの対象外となっている(ただし隣接周波数の局が存在しJ-WAVEを聴取困難である前橋市まえばしCITYエフエムはサービスを利用している)[48]。また、隣接局がDIGITAL J-WAVEを導入し、かつ放送区域が重複している場合には契約できない場合もある。

同様のサービスを実施している事業者にミュージックバードMUSIC BIRD for COMMUNITYがあり、放送局によっては両方の再送信を編成している。

J-WAVEのワイド番組には"J-WAVE HEADLINE NEWS"が組み込まれているが、導入局で"HEADLINE NEWS"が組み込まれている時間帯を含めてサイマル放送する場合、ニュースソースである共同通信社と別途契約する必要がある。

導入局についてはDIGITAL J-WAVE Square - AIR COVER CFN LISTおよび、コミュニティ放送局一覧の「J-WAVEを再送信している局」を参照。

地上波放送との編成の差異
  • CM差し替え - CM枠には別途CMフィラーをかぶせて送信している(フィラーBGMは何度か変更されている)。J-WAVEが首都圏をメインサービスとしている関係上、当該地域基準の広告を全国放送することができないため。ただし、首都圏向けの交通情報や天気予報はそのまま送信されている。
  • 番組差し替え - 番組契約の関係上、スポーツ中継[注釈 30]などが中継できない場合は、フィラーとしてオールジャンルの楽曲とJ-WAVEジングルを時間いっぱい繰り返す。
  • 放送休止の有無 - 地上波では原則月曜1時00分 - 5時00分(番組表上の日曜深夜)は放送休止しているが、DIGITAL J-WAVEでは、当該枠でも実質裏送りの形で番組を放送し、平日並みの24時間放送を維持している。
  • 時差の発生 - 放送線ではなく、衛星経由であるため、インターネットサイマル放送ほどではないもの、数秒程度の時差が発生する。
インターネットサイマル配信との関係
「MUSIC BIRD for COMMUNITY」が2011年10月以降JCBAインターネットサイマルラジオなどで同時配信を解禁した反面、J-WAVEはインターネット上の再送信を依然不可とし、対応が分かれた。このため、深夜枠の編成を中心に、音楽放送にした例、再送信対象を前者に切り替えた例、J-WAVE再送信の時間帯をサイマル送信の対象外とした例、地上波とネットサイマルで別々の再送信をおこなった例[注釈 31]などがあった。
2020年6月[50]以降、DIGITAL J-WAVEのネットサイマルが解禁され[48]、各局が順次、地上波と同内容のサイマル配信に切り替えている[51]

関連項目

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 後述のとおり2003年に現社名に変更されたが、その名残としてradikoにおける放送局記号で”FMJ(FM Japan)”が使用されている。
  2. ^ 現在、旧セゾングループの中ではクレディセゾンのみが株主に名を連ねている。
  3. ^ なお放送局が傘下の子会社にプロバイダを運営させる例は、フジテレビ系のフジミックによるものなど、以前からも存在した。
  4. ^ 多摩地域は、東京スカイツリーからの親局でカバー出来るところがほとんどである。島嶼部もRadikoで無料で聴くことが出来る。
  5. ^ 2014年10月19日まで、当該周波数を含む86-90MHzはアナログテレビ放送1チャネル及びその後継システムとの混信を避けるためのガードバンドとされており、この周波数帯が1チャネルの放送区域と重なる予定放送区域のFM放送局に割り当てられることはなかった。[9]
  6. ^ 東京タワーからの各放送局の電波の電界強度をスタジオ内で測定すると、110dBμV/mを越え、人体に多大な影響を及ぼす可能性がある。
  7. ^ 西麻布三井ビルディングは同局の移転後、2018年から2019年にかけて解体され、現存しない。
  8. ^ 当時、在京の各放送局が次々と新ビルへ移転または移転計画を打ち出していたことから、新ビルへ移転することとした。
  9. ^ 六本木ヒルズ内には、J-WAVEの他にもテレビ朝日の本社ビルがある。
  10. ^ 燃料の都市ガス東京ガスから供給される他、災害等によってガスの供給がストップした際は、備蓄している灯油でも発電できる。
  11. ^ a b c d エフエムジャパン 非常勤取締役
  12. ^ この傾向は本局を含めたJAPAN FM LEAGUE参加局に共通している。
  13. ^ 現在ではJ-WAVE以外のラジオ局、またテレビ番組の司会もナビゲーターと呼ぶことがあるが、いずれも発祥はJ-WAVEである。
  14. ^ ジョン・カビラが「BRUTUS・なにしろラジオ好きなもので。」(2009年3月1日号)で大沢悠里との対談で語った内容によると、冬のある日の放送後に「鍋の話は……どうかな。」と言われたと言う
  15. ^ 英語圏以外にもイタリア、フランス、ブラジルなどの出身者がおり、番組によっては、イタリア語・フランス語・ポルトガル語も使用される。
  16. ^ ただし、創価大学国政選挙期間中の公明党の広報CMは放送。同じく放送しなかった大阪毎日放送MBSラジオ)は2009年4月から一部の番組枠で流れるようになった。
  17. ^ ZIP-FMにおける「サーフボードプログラム」に相当するもの。「浮き船方式」や「インサート」ともいう。
  18. ^ かつては平日日中帯に『TEPCO AROUND THE TOKIO』『NESCAFE GOLDBLEND INNER SKETCHES』もあり、後者は大阪と企画ネット。土曜日の『LIFE IS A GIFT』の同様であった。
  19. ^ 2009年9月までは、深夜2時から翌朝5時
  20. ^ 2019年3月までの18時は全曜日時報からHead Line Newsへとつないでいたが、月〜木の番組構成が見直されHead Line Newsが17時10分へと移動した。
  21. ^ 当初は時報音と被るようにHead Line Newsのジングルが送出されていたため一部が切れていたが徐々に改善されている。
  22. ^ JFN系列週末の時報CMとは別のバージョン。
  23. ^ 当時の構成は音楽80%、トーク10%、交通情報天気予報ニュース、CMなどで10%と言われている。(FM fan「J-WAVE10周年」記事より(参考資料 - j-wave TIME TABLE 1988))
  24. ^ それ以前から「J-WAVEサマーセミナー」と称して、ディレクターやナビゲーターの養成は行なっては来たものの、この頃入って来たナビゲーターはそれとは明らかに異質な者であった。
  25. ^ TBCラジオでも2013年8月放送分より、毎月第4土曜 19:00 - 19:54に放送される。なお、宮城県内の一部地域ではJ-WAVEを配信しているコミュニティ放送局を通じてJ-WAVEと同時刻での聴取も可能[43]
  26. ^ 2018年3月まではナビゲーターの所属事務所の都合により配信されなかった(radikoプレミアムでは2018年4月1日から配信)。
  27. ^ 社名に英語が使用されていない場合でも、独特の発音によって読み上げられた。
  28. ^ ただし、『TOKIO LIFE』『PRIME ANGLE』『e-STATION』で放送された『TEPCO AROUND THE TOKIO』は「TEPCO」こと「東京電力」がスポンサーであったが、"This program is(was) brought to you by Tokyo-Denryoku"ではなく、"This program is(was) brought to you by Tokyo Electiric Power Company"と読み上げられた。
  29. ^ 『TOYOTA LIFE@SAFARI』など。
  30. ^ 2021年8月8日の『全国民放ラジオ99局統一番組 東京2020オリンピック男子マラソン実況中継』など。
  31. ^ 2020年5月までのエフエムふくやまや2019年6月までの浜松エフエム放送。地上波でJ-WAVEを流し、ネットサイマルでMUSIC BIRD for COMMUNITYを流した。専用のタイムテーブルをウェブサイトで公開する場合もあった。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 会社情報 - J-WAVE 81.3 FM RADIO WEBSITE
  2. ^ a b c d e f g 第36期決算公告 - 官報決算データベース
  3. ^ a b c d e TOPICS「港FM中継局 11月1日から運用開始」、2015年10月24日閲覧。
  4. ^ a b c 株式会社J-WAVEのFMラジオ中継局に予備免許 総務省、2015年8月27日閲覧。
  5. ^ 烏賀陽弘道、2005、『J-ポップとは何か』 第1章
  6. ^ Oh!X』1987年12月号、祝一平「人類タコ科図鑑」に顛末が記載。
  7. ^ マスメディア集中排除原則と 認定放送持株会社制度について” (PDF). 総務省. p. 8 (2013年4月5日). 2023年10月2日閲覧。
  8. ^ J-WAVEがISP事業に参入、放送局による自社ブランド展開は国内初
  9. ^ 電波法関係審査基準の一部を改正する訓令案に係る意見募集の結果”. 総務省 (2014年10月17日). 2017年7月2日閲覧。
  10. ^ Jウェーブ親局送信所・無線局免許状 - 総務省
  11. ^ 東京スカイツリーへの放送局の無線設備の設置に向けた変更許可について 総務省関東総合通信局 2010年12月17日
  12. ^ 東京スカイツリーへの超短波放送局及び超短波文字多重放送局の無線設備の設置に向けた変更許可について 総務省関東総合通信局 2011年2月4日
  13. ^ a b J-WAVE 81.3FM 送信所移転のお知らせ - J-WAVE 2012年4月5日
  14. ^ 梶原 賢一郎・新井康哲・吉田興司「J-WAVEみなと中継局の概要」月刊放送技術 2016年1月号, 兼六館出版
  15. ^ TOKYO MORNING RADIO [@jtmr813] (2021年2月3日). "今週はいつもとは違うスタジオからお届けしている@jtmr813…". X(旧Twitter)より2022年10月14日閲覧
  16. ^ 六本木森タワー J-Wave新本社 - 日本音響エンジニアリング
  17. ^ J-WAVE 編集スタジオ
  18. ^ J-WAVEけやき坂スタジオ - Stereo Sound ONLINE
  19. ^ 【音響設備ファイル】J-WAVE けやき坂スタジオ - サンレコ
  20. ^ J-WAVE OUTLINE
  21. ^ J-WAVEはステートメントとロゴをリニューアルしました。
  22. ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2015』コーケン出版、2015年11月20日、275頁。 
  23. ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2016』コーケン出版、2016年11月25日、282頁。 
  24. ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑'92』コーケン出版、1992年11月、239頁。 
  25. ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2003』コーケン出版、2003年11月、246頁。 
  26. ^ kenei_pharmのツイート(1399335415161647107)
  27. ^ 六本木流行通信 J-WAVEニュースルームblog「きょうは民放ラジオの日」 2009年3月3日(2017年3月19日閲覧)より。
  28. ^ バブル絶頂で生まれたJ-WAVE 経済凋落で迎えた変化とは(p.1)
  29. ^ バブル絶頂で生まれたJ-WAVE 経済凋落で迎えた変化とは(p.2)
  30. ^ 『民放ラジオ局13社、3月から番組ネット配信』 - 読売新聞 2010年2月13日
  31. ^ 『在京・在阪の民放13局が3月からネット配信解禁へ』 - CNET Japan 2010年2月15日
  32. ^ J-WAVEが放送連動型音楽専門クラウドファンディングサービスを9月立ち上げ - ITpro 2013年8月19日
  33. ^ @jwave813fm (2016年2月29日). "『お知らせ』今日…2月29日(月)からサイトをリニューアルしました…". X(旧Twitter)より2022年10月14日閲覧
  34. ^ J-WAVE WEBサイトへの不正アクセスによる個人情報流出の可能性に関するお知らせ - J-WAVE公式サイト
  35. ^ jwave813fmのツイート(931019948024983552)
  36. ^ J-WAVEはステートメントとロゴのリニューアルを行います : J-WAVE 81.3 FM RADIO
  37. ^ J-WAVE発の音声配信「SPINEAR」。音声ドラマやPodcastなど無料聴取,AV Watch,2020年4月7日
  38. ^ “ギャラクシー賞 ラジオ部門大賞にJ-WAVE「ストーリーズ・オブ・オキナワ」”. 毎日新聞. (2020年7月2日). https://mainichi.jp/articles/20200702/k00/00m/040/106000c 2020年7月2日閲覧。 
  39. ^ 各位 第57回ギャラクシー賞・大賞、優秀賞決定! (PDF) - NPO放送批評懇談会、2020年7月2日、同月3日閲覧
  40. ^ 表彰番組・事績 | 一般社団法人 日本民間放送連盟”. j-ba.or.jp. 2020年12月4日閲覧。
  41. ^ 表彰番組・事績 | 一般社団法人 日本民間放送連盟”. j-ba.or.jp. 2020年12月4日閲覧。
  42. ^ “6月聴取率/J‐WAVEついに単独トップ!”. 文化通信. (2021年7月14日). https://www.bunkatsushin.com/news/article.aspx?id=195128 2021年7月14日閲覧。 
  43. ^ J-WAVE 25th Anniversary HEART TO HEART
  44. ^ J-me ご利用感謝祭!
  45. ^ J-WAVE「10年社史」より(参考資料 - 1989年 / 1990年
  46. ^ 【ギョ〜カイひそひそ話】聴取率、FMがAM抜いた! ZAKZAK 2008年7月23日
  47. ^ 6月聴取率/J‐WAVEついに単独トップ!”. 文化通信.com. 2021年7月15日閲覧。
  48. ^ a b c DIGITAL J-WAVE Square コミュニティFM J-WAVE
  49. ^ DIGITAL J-WAVEの受信手順について J-WAVE
  50. ^ DIGITAL J‐WAVE、IPサイマル解禁 文化通信.com 2020年5月27日
  51. ^ 例:「J-WAVEの番組もサイマル放送でお聞きいただけるようになりましたエフエムまつもと、2020年10月1日

外部リンク