種類 | 公開会社 |
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市場情報 |
TSE 2377
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略称 | MSI |
本社所在地 |
台湾 新北市中和区立德街69號 |
設立 | 1986年 |
業種 | 電気機器 |
代表者 | CEO 徐 祥 (Joseph Hsu) |
資本金 | 284.59億円 |
売上高 |
連結:2280.27億円 [1] (2012年) |
純利益 |
連結:29.13億円[2] (2012年) |
外部リンク |
jp |
MicroStar International(マイクロスター・インターナショナル、略称:MSI)は、台湾のコンピュータやコンピュータ関連部品を製造する会社であり、世界有数のマザーボード・ビデオカードの製造メーカーでもある。主な製品は高性能のビデオカード、ノートパソコン、およびゲーム専用パソコンなど。
1986年に5人のソニー台湾の元技術者の徐 祥[3]、盧 琪隆[4]、黃 金請[5]、林 文通[6]、游 賢能[7]によって設立された。旧ロゴの星型は社長を中心に4人の技術者でコンピュータ業界の星になろうと願いを込めているのが由来である。
コアビジネスのマザーボードとビデオカード事業は120カ国以上にのぼり生産量は2000年にマザーボードは世界第3位にビデオカードは、世界第1位となり、累計出荷量はマザーボード1.5億枚、ビデオカード1億枚を越えた。近年はラップトップパソコン、デスクトップパソコン、液晶ディスプレイ、タブレットPC、サーバ、組み込みシステム分野にも進出し2008年にはMSI 100%子会社のFUNTORO社を設立し車載用コンピュータ、カーナビゲーション分野にも進出し多角化している。2009年には企業ロゴを現行の物に一新するとともに「Innovation with style」という企業スローガンを制定。デジタル時代の主要なブランドとしてグローバル市場においてパイオニアであり続け、その中核となる消費者のニーズとグローバルな技術革新の分野で世界をリードする事を目指している。日本法人(エムエスアイコンピュータージャパン株式会社、代表取締役林 文通、資本金2,000万円、所在地東京都台東区)は1999年に設立。
年 | 月 | 出来事 |
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1986 | 8 | Micro-Star International Corporation Limited(微星科技股份有限公司)設立 |
1995 | 12 | MSI ISO9002 認証取得 |
1996 | MSI ISO9001 認証取得 | |
1998 | 8 | MSI 台湾株式市場1部上場 |
1999 | 1 | MSI Intel Corporation とのオフィシャルパートナー契約締結
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7 | MSI-J オフィスを東京都港区芝4-10-1 ハンファビルに移転 | |
10 | MSI ISO14001 認証取得 | |
2000 | 7 | MSI-J オフィスを東京都港区東新橋2-5-14 新橋山根ビルに移転 |
10 | MSI-J サポートセンター設置 | |
2002 | 1 | MSI-J 修理部門設立 |
7 | MSI-J オフィスを東京都千代田区東神田1-17-6 C&Kビルに移転 | |
8 | MSI-J 米沢事業所を設立 | |
2005 | 4 | MSI-J 東京リペアセンターを設立 |
2006 | 7 | MSI-J オフィスを東京都台東区東上野1-1-12 栗橋ビルに移転 |
2009 | 3 | MSI-J ノートPCほかシステム製品専用お客様相談窓口を開設 |
2011 | 5 | MSI-J マザーボード/グラフィックスカード専用電話番号をフリーコール化 |
2012 | 3 | MSI-J サポートセンターを移転 |
MSI-J オフィスを現住所に移転 | ||
7 | お客様サポート体制を変更。マザーボード/VGAは代理店経由に、ノートPC/Tablet/AIOはお客様ご相談窓口の電話番号変更 |
主な製品としては、マザーボード、ビデオカード、ラップトップパソコン、デスクトップパソコン、ディスプレイ (コンピュータ)などがある。製品はOEM供給されることが多く、ATI Technologies(現AMD)やNVIDIAも同社で製造している。2001年にはビデオカード生産量が世界一位となる。米国インテル社のオフィシャルパートナー (Tier-1)ベンダーの一つでまた、AMD Athlon (K7) 用マザーボード「MS-6167」やAthlon 64 (K8)用であるVIA K8T800チップセットを搭載した「K8T NEO-FIS2R」[8]を世界初で発売したメーカーでもある。かつては日本法人独自に1999年にIntel 440BXチップセット搭載のSlot1マザーボードにSocket 370変換カードを同梱した「MS-6199」や2003年にビデオカード冷却にヒートレーンを採用したNVIDIA GeForce4 Ti搭載の「寂、」シリーズのようなコアな自作PCユーザーに向けたユニークな製品を企画販売した。新技術の取り入れにも積極的で世界初のデュアルSocket 370、IDE RAIDをサポートした「694D Pro-R」[9]、世界初のUSB2.0搭載のマザーボード「K7T266 Pro2-RU」[10]をはじめUSBネットワークに対応した製品や世界初のBluetooth搭載のマザーボード、省電力とオーバークロック機能を両立した「Core Cell」[11]チップ搭載マザーボード、マザーボード上のコンデンサが全て「Hi-c Cap」[12]を搭載したマザーボード、低発熱・省電力の「DrMOS」[13][14]を搭載したマザーボードなど業界の先駆けの製品を数多く発売した。それ以外にもラジオチューナーを搭載したオーディオ風のベアボーンPC(CPU、メモリ、HDD、光学ドライブを取り付ければ自作可能なPCキット)の「MEGA PC」シリーズ[15][16]などもユニークな製品だった。また同社製のマザーボードは、オーバークロックしやすいことで有名で、オーダーメイドPC販売を行うAlienwareやFalcon Northwest(英語)などは、MSIブランドのマザーボードを使用していることで知られている。また、日本のパソコンメーカーではNEC、EPSON、SONY、マウスコンピューター、サードウェーブ (Prime)、KOUZIRO (Frontier)、九十九電機 (eX. Computer)、ロジテック、ユニットコムなどへも、サーバ、ノートブック、ビデオカード、ベアボーン及びマザーボードの供給実績がある。
OEM供給に加えて2008年より日本で自社ブランドの展開を開始しネットブックのWind Netbook U100[17]を皮切りにゲーミングラップトップパソコンのGシリーズ[18]、2009年にはUltrabookを先取りするような薄型ラップトップパソコンのX-Slimシリーズ[19]、2011年にはタブレットPCのWindPadシリーズを発売した。世界的に有名な賞を数多く受賞しており、2004年にはデジタルオーディオプレーヤー「MEGA Player 515」[20]、「MEGA Player 516」[21]、「MEGA Player 521」[22]及びモバイルストレージ「MEGA CACHE 15[23]」の4製品がグッドデザイン賞を受賞をはじめ世界50カ国・350以上のメディアから約8,000もの賞を獲得している。2013年にはオンラインFPS ゲーム「Alliance of Valiant Arms(アライアンス オブ ヴァリアント アームズ)」のゲーミングチームであるGalacticとのスポンサー契約を皮切りに、2014年にはDeToNator、2017年にはSengoku Gaming、2018年にはSunSisterとスポンサー契約し、ゲーミングラップトップPC[18]、ゲーミング用マザーボード[24]及びビデオカード[25]をはじめとする高性能なMSIゲーミング製品[26]の提供を通じてゲーミングチームの活動をサポートしe-スポーツ競技の普及を支援している。
MSIが日本で行った記者発表会及びイベントのメディア報道