NGC 4889 | ||
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NGC 4889
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星座 | かみのけ座 | |
見かけの等級 (mv) | 11.30[1] | |
視直径 | 2.660' × 1.809'[1] | |
分類 | E4[1] | |
位置 元期:J2000.0[1] | ||
赤経 (RA, α) | 13h 00m 08.097s[1] | |
赤緯 (Dec, δ) | +27° 58′ 37″[1] | |
赤方偏移 | 0.021665[2] | |
視線速度 (Rv) | 6,495 ± 13 km/s[2] | |
距離 | 3.08 ± 0.03 億光年 (0.944 ± 0.008 億パーセク[3]) | |
他のカタログでの名称 | ||
Caldwell 35 、UGC 8110、MCG 5-31-77、PGC 44715、ZWG 160.241、DRCG 27-148[4] |
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■Template (■ノート ■解説) ■Project |
NGC 4889(Caldwell 35)は、かみのけ座にあるクラス4の超巨大[5]楕円銀河である。視等級は11.3等で、かみのけ座銀河団の中で最も明るい。近くには裸眼で見えるG型主系列星かみのけ座β星や同じ銀河団の[5]NGC 4874、銀河北極がある。地球からは約3億800万光年離れている[3]。銀河団の大部分は約7,000km/sで後退しているが[6]、NGC 4889自体は6,495km/sで後退している。
NGC 4889内には、2011年12月時点で直接観測された最も大きいブラックホールが存在する。このブラックホールの質量は、太陽質量の60億から370億倍、恐らく約210億倍と推定されている[7]。これはOJ 287の180億倍よりも重いが、それと比べると数値の幅が大きい[8]。
誤ってNGC 4884としても2重に登録されている。