![]() 本店のある日之出天神ビル | |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
![]() 〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神一丁目12番20号 |
設立 |
1987年(昭和62年)7月1日 (九州通信ネットワーク株式会社) |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 7290001006977 |
事業内容 | 電気通信事業法に基づく電気通信事業 他 |
代表者 | 代表取締役 社長執行役員 岩﨑和人 |
資本金 | 220億2000万円 |
売上高 |
677億6800万円 (2023年3月期)[1] |
営業利益 |
2億5300万円 (2023年3月期)[1] |
経常利益 |
18億4200万円 (2023年3月期)[1] |
純利益 |
13億0400万円 (2023年3月期)[1] |
純資産 |
833億1700万円 (2023年3月期)[1] |
総資産 |
1650億7000万円 (2023年3月期)[1] |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | 九州電力 100% |
主要子会社 |
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関係する人物 |
芦塚日出美(元社長) 眞部利應(2013年6月21日より取締役会長、2016年6月24日より取締役相談役 元・九電顧問) |
外部リンク | https://www.qtnet.co.jp/ |
株式会社QTnet(キューティーネット)は、福岡県福岡市中央区に本社を置く九州電力グループの電力系通信事業者。2017年7月1日までの旧社名は九州通信ネットワーク株式会社。
「九州のお客さまが“光”輝くように」の想いのもと、「きらきら、つながる。QTnet」をコーポレートスローガンに、九州地域(沖縄を除く)を対象にサービスを提供。同社のISPおよび光回線の一体型ブロードバンド事業「BBIQ(ビビック)」は、九州地域ではNTTに続くシェア2位。
オリコンが実施する顧客満足度調査のプロバイダランキング2011年(平成23年)度版で全国1位、J.D.パワーが実施する「日本固定ブロードバンド回線サービス顧客満足度調査」では、2014年(平成26年)度版、2015年(平成27年)度版、2016年(平成28年)度版の3年連続で総合満足度全国1位を獲得するなど、一般ユーザーから高い評価を得ている。
九州電力グループの光ファイバー通信の歴史は長く、その始まりは1972年(昭和47年)に日本で最初に実用化したことに遡る。
BBIQ(ビビック)は、QTnetの個人向けのサービスブランド名で、光ファイバー1本で「BBIQ光インターネット」「BBIQ光電話」「BBIQ光テレビ」のトリプルプレイサービスを提供。また、外出先でもパソコン・タブレット等でインターネットを利用できる「BBIQモバイル」を提供している。 2021年5月現在、BBIQ光インターネットの通信速度は、ギガコースの場合、上り下り最大 1 Gbpsであり、上り下り最大100Mbpsの100メガコースも設定されている。 提供料金は、ギガコースで戸建住宅の場合、5,720円から[4] で、「auスマートバリュー」の割引も適用される。
また、福岡・北九州都市圏、熊本市、宮崎市、鹿児島市、佐賀県玄海町において、直営の光テレビサービスを提供しており、2014年2月1日から、大分ケーブルテレコムとの提携により、「OCT光テレビ with BBIQ」のサービスを大分市(一部地域除く)と、由布市の旧挟間町で提供している。
2015年3月2日からは、宮崎ケーブルテレビ(MCN)との提携により、「MCNテレビ with BBIQ」のサービスをBBIQ・MCN両方の加入者に提供している。
格安スマートフォンサービス「QTmobile」については基本的に格安SIMの提供という形式をとる。手持ちのスマートフォンやSIMの形が合えば中古品も使えるが、SIMフリー端末とのセットも提供。実店舗については福岡市の新天町商店街、北九州市の小倉魚町、鹿児島県の天文館、熊本県の上通アーケードの4か所に設けている。
ソフトバンクエリアに対応した「QTモバイル Sタイプ」を2018年2月1日からサービス開始し、日本初の3キャリア対応MVNOサービスとなった[5]。ただし別の通信事業者を介して3キャリアと接続しており(レイヤー3接続)、またかつてインターネットイニシアティブ(IIJ)が、NTTドコモ・au・ソフトバンク(旧イー・モバイル)の3キャリアと直接接続(レイヤー2接続)していた時期があるため、厳密にいえば日本初の3キャリア対応MVNOはIIJである[6]。
法人向けには、ネットワークサービス、音声サービス、セキュリティサービス、クラウドサービス、データセンターサービス、監視・保守・運用サービスのほか、これらを組合せたソリューションサービスを提供している。
福岡市の在宅勤務や、大分市のペーパーレス会議において、同社のネットワーク回線が採用されるなど、自治体からも評価を得ている。
2014年には、マンション一括受電サービスである「BBIQ電力」を開始している[7]。BBIQの光回線やQTmobileとのセット割も実施している。
なお、QTnetは2024年5月現在、小売電気事業者としての登録はなく、一般需要家への電気の販売は行っていない。
2019年11月23日午前6時46分頃、QTnetが運営しているデータセンターの電源設備更新作業中に事故が発生。7秒の電源停止が生じ、その間にサーバへの電源供給が失われたため、障害が発生[2]。福岡県庁や福岡市などの地方自治体やQTnet親会社でもある九州電力のホームページが閲覧出来なくなったり、楽天グループの楽天カードや楽天ペイによる決済が一時的に使えなくなるなど、約260社の国内企業に影響が出る事態となった[8]。
アステル九州は、2001年(平成13年)12月1日に株式会社アステル九州より譲受したPHSサービスのブランド名称である。
2002年(平成14年)11月30日にアステルグループ他社に先立ち新規受付を終了、これがアステルグループの終わりの始まりとなった。2003年(平成15年)11月19日にサービス終了した。
鹿児島市内で子会社の鹿児島光テレビ株式会社(略称:KHTV)を通じて光回線を使用したケーブルテレビ事業を行っている(KHTVは2010年〈平成22年〉10月にQTNetに事業統合され、現在はQTNet本体が同サービスを提供)。自社でも2010年(平成22年)3月に有線テレビジョン放送事業の放送施設設置許可を取得し、同年7月から福岡都市圏の一部においてもサービスを開始した。サービス総チャンネル数最大89ch。
2011年(平成23年)4月には、北九州都市圏と久留米圏でも「BBIQ光テレビ」としてサービスを開始した。同年2月9日、九州総合通信局から必要な許可を得た。
株式会社コアラは、国内で初めて電話網を利用したADSLサービスを開始するなど、地域興しを目的にインターネットサービスの事業展開をしており、自治体向けのサイト制作や動画配信、アプリ制作など幅広いサービスを提供している。2019年4月にQTnetと株式譲渡契約を締結し子会社化し、2020年4月にQTmediaへ社名変更した。
株式会社ネットワーク応用技術研究所(略称:NAL)は、安全・安心な社会を実現するためのネットワーク技術の研究開発、その技術を応用したシステムサービスの提供により、お客さまに寄り添った事業展開をしており、ネットワーク技術やシステム開発における高い技術力と豊富なノウハウを保有する。2019年4月にQTnetと株式譲渡契約を締結し子会社化した。
株式会社戦国は、「九州から世界へ」をスローガンに掲げるプロeスポーツチーム「SengokuGaming」の運営や、イベントの企画、選手育成・教育など、eスポーツに関わる事業を展開し、eスポーツの普及に取り組んでいる。2020年1月にQTnetと株式譲渡契約を締結し子会社化した。