S-Frame (エスフレーム) とはソニーが製造・販売していたデジタルフォトフレームの登録商標である。2008年発売。
ソニーの調べによると、デジタルスチルカメラが市場で急速に普及する一方で、ユーザーの約8割はPCのハードディスクやメモリーカードに写真を保管したままで、プリントを頻繁に行う層は約1割にとどまっており、撮影が活発に行われながら、その後に「写真を見て楽しむ、共有する」というスタイルは、定着に向けてまだ途上にあるとしている。
しかし、パソコンレスで安価なデジタルフォトフレームが普及するようになると、メーカー側としては無視できない状況になっており、デジタルフォトフレームの発売が急がれていた。
ソニーにはCanvas Online(キャンバス オンライン)「VGF-CP1」というデジタルフォトフレームを発売しているが、VGF-CP1では「Sony Room Link」などのワイヤレス通信に対応しているのに対し、S-Frameでは対応していない。
2015年2月に全機種販売を終了した。以降は在庫分の流通のみとなる。
全機種生産完了。