Vue
開発元 e-on software (ベントレー・システムズ子会社)
対応OS WindowsmacOS
種別 3DCGソフトウェア
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト info.e-onsoftware.com/home
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Vue(ビュー、ヴュー)とは、e-on software社からリリースされている、3D景観ソフトウェアのシリーズ名称である。日本語版はイーフロンティアより提供されている。

特徴

本ソフトの特徴として、大気の状態を変更してドラマティックなシーンを創造したり、オブジェクトの質感を変更して、硬い物体をガラス・雲っぽくする等が割と簡単な操作で実現できる。

人物のポージング等を得意とするPoserと比較的親和性が高く、Poserで作成したシーンデータを読み込んでVueのシーン内に配置することができる。

EcoSystem

Vue 5 Infiniteで初採用されたオブジェクト配置技術。Vue 6よりEsprit以上のエディションにも採用されている。

例えば、野山や都会のビル街を3Dソフトで(完全に)表現しようとする場合、従来は、膨大な手間とポリゴン数を用いて樹木やビルのオブジェクトを大量に配置するか、バンプマップやテクスチャを用いて擬似的に見せるか、或いは簡易的なビルボードを利用する等の手法が使われた。

EcoSystemでは、それらをインスタンスと呼ばれるシステムで内部に保持し、効率良く配置できるばかりか、一つ一つのオブジェクトに大きさや色などのばらつきを持たせ、表現が画一的にならないように工夫されている。

製品構成

Vue 7までの製品構成

Vue 8 以降の製品構成

2018年以降の製品構成

2018年以降サブスクリプションのみとなり、またVue単品での提供も終了した[3]

対応DCCアプリケーション

Professional及びEnterprise SolutionにはDCC用のプラグインが付属しており、以下のDCCアプリケーションに対応している。

またかつてのVue xStreamは以下にも対応していた。

問題点

地形エディタや、三角形四角形等の簡単なプリミティブで景観を構築する事はできるが、ポリゴンを一から操作することができないため、他ソフトにてオブジェクトデータを作って読み込むか、インターネット等からフリーデータを引っ張ってくる必要がある。また、地形エディタにおいても、標準地形機能より、直接生成地形の方が、レンダリング時間が延びる傾向にある。

バージョン

この節の加筆が望まれています。

出典

  1. ^ e-on ships Carbon Scatter for Maya and Cinema 4D CG Channel 2011年7月8日
  2. ^ 『Handbook on Advances in Remote Sensing and Geographic Information Systems』 P.100 Margarita N. Favorskaya、Lakhmi C. Jain 2017年 ISBN 978-3319523064
  3. ^ a b c d e f g h i e-on software shakes up Vue and PlantFactory CG Channel 2018年12月4日

関連項目

外部リンク