iPAQ 112

iPAQ(アイパック)とは、現在のヒューレットパッカードおよび、同社と合併前のコンパックが開発、販売しているWindows Mobileを搭載したPDAのシリーズ名である。このシリーズはPocket PCの初期から参入しており、長い間製造、販売が続けられていた。2010年、全シリーズの販売を終了。2006年第1四半期の世界Windows OS搭載PDA出荷台数と市場シェアにおいて、世界シェアNo.1である。

コンパックとヒューレットパッカードの合併前後でシリーズ名と型番が少し異なる。なお、合併前のヒューレットパッカードにはjornadaというPDAのシリーズが存在したが、合併後にiPAQブランドを存続させる方針となり、シリーズを打ち切られている。

現在、ビジネス用途を意識した200シリーズ(hx2000シリーズ)、パーソナル用途を意識した廉価版の100シリーズ(hx1000シリーズ)、メディアプレーヤ用途を意識したrx4000シリーズ、GPSナビ用途を意識したrx5000シリーズが販売されている。

200(hx2000)シリーズには、通信カードやバーコード/RFIDリーダ等の接続のためのCFカードスロットが搭載されている。

末期は、一般顧客に対するPDAの販売量減少に伴って、店頭販売が中止され直販でのみ販売されていた。

HP iPAQ Pocket PC(現行モデル)

212 Enterprise Handheld

112 Classic Handheld

rx4540 Mobile Media Companion

rx4240 Mobile Media Companion

rx5965 Travel Companion

hx2790c Pocket PC

hx2490c Pocket PC

hx2190b Pocket PC

HP iPAQ Pocket PC(過去のモデル)

hx2790b Pocket PC

hx2790 Pocket PC

hx2490 Pocket PC

hx2190 Pocket PC

rx1950 Pocket PC

hx4700 Pocket PC

hx2750 Pocket PC

hx2410 Pocket PC

hx2110 Pocket PC

rx3715 Mobile Media Companion

rz1717 Pocket PC

h5550 Pocket PC

h4150 Pocket PC

h2210 Pocket PC

iPAQ h2210

h1937 Pocket PC

h5450 Pocket PC

h1920 Pocket PC


Compaq iPAQ Pocket PC(過去のモデル)

iPAQ H3630

H3630 / H3660

Pocket PCを搭載した初代iPAQ。CPUはStrongARM (206MHz) 。RAM容量がH3630では32MB、H3660では64MBである。本体にはカードスロットはないが、付属の拡張パックによってコンパクトフラッシュを扱えるようになっていた。

H3850 / H3870

Pocket PC 2002を搭載し、SDメモリーカードスロットを本体に装備したモデル。(拡張パックにも対応)RAM容量は双方とも64MB。H3870にはBluetooth機能がある。

H3950 / H3970

CPUにPXA250 (400MHz) を採用したモデル。H3950はROM容量が32MB、H3970は48MBである上にBluetooth搭載。

関連項目

外部リンク