NTTドコモ HT-01A
キャリア
NTTドコモ
製造
HTC
発売日
2008年 11月28日
概要
OS
Windows Mobile 6.1 Professional Edition
音声通信方式
3G :FOMA (W-CDMA )(800MHz /850MHz/1900MHz/2100MHz )2G :GSM (850/900/1800/1900MHz)
データ通信方式
3G:HSDPA 2G:GPRS
形状
スライド式(QWERTY)
サイズ
103 × 52 × 20 mm
質量
172 g
連続通話時間
約220分(音声電話時・FOMA)) 約240分(音声電話時・GSM)
連続待受時間
約400時間(静止時・FOMA) 約240時間(静止時・GSM)
外部メモリ
microSD (2GBまで・ドコモ発表)microSDHC (8GBまで・ドコモ発表)
日本語入力
Advanced Wnn
FeliCa
なし
赤外線通信機能
なし
Bluetooth
あり(2.1)
放送受信機能
FMラジオ
メインディスプレイ
方式
TFT液晶
解像度
640×480ドット
サイズ
2.8インチ
表示色数
6万5536色
サブディスプレイ
なし
メインカメラ
画素数・方式
約320万画素 ・CMOS
機能
AF(静止画)
サブカメラ
画素数・方式
約31万画素 ・CMOS
機能
なし
カラーバリエーション
black
■ テンプレート / ■ ノート■ ウィキプロジェクト
マットコート、ダイヤモンドカットの背面 docomo PRO series HT-01A (ドコモ プロ シリーズ エイチティー ゼロ いち エー)は、HTC によって開発された、NTTドコモ の第三世代携帯電話 (FOMA )端末 製品である。HTC Touch Pro のドコモ向けモデル。docomo PRO series の端末。
概要
日本国外のHTC 端末HTC Touch Pro のドコモ向けにカスタマイズされた端末。事実上hTc Z の後継端末。引き出し式のQWERTY配列 のキーボードを有しており文字の入力に適している。おさいふケータイや赤外線通信には対応していない。
国際ローミング (WORLD WING )やBluetooth に対応しており、海外での通話、メール、SMS 、Webブラウジング。
HT1100やF1100と同様に個人で購入可能なスマートフォンである。
加速度センサ を内蔵しており、端末を縦横と傾けると、画面がそれにあわせて、横画面から縦画面へと自動的に変化する。
GPS や無線LAN (IEEE 802.11b /g)、FOMAハイスピード (最大7.2Mbps)にも対応しており通信機能が豊富である。
画面サイズは、2.8インチで、640×480ドット VGA を採用しており、スライド式のQWERTYキーボードを採用している。その他に文字入力に関しては、画面上でのQWERTYタッチ入力、ひらがな入力、10キー入力、手書き入力も可能である。
付属のタッチペンによる操作の他にタッチパネルで指を3Dキューブ状のメニューを回転させて直感的な操作可能な独自の「TouchFLO 」を採用、さらに待ち受け画面にて指で天気予報やメール、電話帳を戸惑うことなく操作できる独自の「TouchFLO3D 」を搭載している。アプリケーションレベルにおいては、Opera ブラウザやGoogle Maps などが対応しており、画面の拡大・縮小、スクロールなど直感的に操作ができる。
メインカメラの性能はCMOS 約320万画素のAFを搭載し、サブカメラはCMOSの約30万画素を搭載している。動画、静止画(パノラマ、フラッシュ、セルフタイマー等)の撮影が可能である。
外部メモリに関してNTTドコモでは、2GBまでのmicroSD と8GBまでのmicroSDHC にも対応している。それ以上の容量のmicroSDの利用に関しては自己責任となる。
また、HT1100やF1100と同様Excel 、Word 、Powerpoint などのMicrosoft Office 系のファイルやPDF 形式のファイルを閲覧、編集することが可能である。
端末での通信に関しては、iモード には対応せず、パケ・ホーダイ 及びパケ・ホーダイフル の利用はできない。 その代りに、Biz・ホーダイダブル を利用することにより定額通信が可能である。またHT-01Aに適したポータルが用意されており、主にgoo のウィジェット 、ニュース、googleの検索サイト、BBソフトダイレクトなどとリンクをしている。
定額データプラン に対応しており、インターネット共有機能(PC接続での通信)でも定額パケット通信が利用可能となった。
メール・メッセンジャー
HT-01Aの通常のメーラーではプロバイダ メールを使用することが出来る。iモードメール を利用するためにはiモード.netモバイルモード を使ったWebメールでの利用となる。
プッシュ型電子メール
HT-01Aは、2種類のリアルタイム着信をするプッシュ型電子メール を利用することができる。メールが着信すると、着信音やバイブレーションで着信がわかり、未読がある場合、LEDが白く点灯する。
mopera U
1つがNTTドコモが提供している、ISPサービスであるmopera U を利用したプッシュ型電子メールとなる。HT-01Aの接続用ISPとしてmopera Uのスタンダードプランを契約すると利用することが可能で、@mopera.netのドメインのメールアドレスとなる。HT-01Aにはmopera U自動設定アプリが内蔵されており、簡単に設定することができる。
Windows Live
もうひとつのプッシュ型電子メールはHotmail やWindows Live メール である。HT-01AにはWindows Live サービスのアプリケーションがプリインストールされており、そのアプリケーションひとつとして、hotmail.comやlive.jpの設定ができ、リアルタイムでプッシュで電子メールを受信することができる。
その他メール
POPメール、Webメール
Windows Liveやmopera だけでなく、POP 、IMAP のプロバイダメールや、Gmail やYahoo!メール などを使用し、送受信することが可能である。メーラーには複数のメールアカウントを登録することができ、ビジネス 、プライベート と分けて使うことが出来る。タイマー式のポーリング 型受信になるが、5分、15分、30分、1時間と設定した時間に合わせ端末がメールサーバを確認しにいき、メールが着信すると、着信音等で通知される疑似PUSH受信が可能となる。手動での受信も可能である。
ビジネス利用
ビジネス向けではExchange Server のDirect Push機能を利用したMicrosoft ActiveSync やビジネスmopera アクセスProまたはVPN の機能を使い、Exchange ServerのメールやスケジューラのPush同期を行えるほか、端末の遠隔操作、リモートワイプなどが可能となる。VPNはIPSec 、L2TP 、PPTP の他、SSL-VPN もサポートしている。
メッセンジャー
Windows Liveサービスのひとつとして、Windows Live Messenger といったインスタントメッセンジャー も内蔵されており、利用が可能である。メッセンジャーが着信すると、着信音やバイブレーションで、メッセージの着信を知らせてくれる。その他にskype も利用可能となっている。
ソフトウェア
ソフトウェアは内蔵のアプリの他、様々なサイトで公開されている。ダウンロードサイトにアクセスし、インストールすることも可能だが、PCでアプリをダウンロードし、Microsoft ActiveSync を使い、USB経由でHT-01Aへインストールすることも可能である。
ActiveSync
同梱されているMicrosoft ActiveSyncはVer4.5である。これはアプリケーションのインストールのほかに、PC上のMicrosoft Outlook とHT-01AのPIM (メール、予定表、連絡先、仕事)との同期ができる。企業利用であれば、Microsoft Exchange Server とのリモートでの同期が図れる。その他に、音楽、動画、WordやExcelなどのファイルのPCとの共有などができる。
主なアプリケーション