開発者 | Apple |
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OSの系統 | iOS |
ソースモデル | オープンソースのコンポーネントを使用したクローズドソース |
最新安定版 | 18.0 Beta5 (22A5326f) / 2024年8月6日 |
使用できる言語 | [注釈 1] |
プラットフォーム |
iPhone |
カーネル種別 | ハイブリッド(XNU) |
既定のUI | Cocoa Touch (マルチタッチ, GUI) |
ライセンス | プロプライエタリソフトウェア |
先行品 | iOS 17 |
ウェブサイト | Apple - iOS 18 Preview |
iOS 18は、Appleが開発しているモバイルオペレーティングシステムiOSの18番目のメジャーリリースである。開発者向けβ版は、発表当日の2024年6月11日(日本時間)に配信された。正式リリース版は2024年秋から配信開始される予定である[2]。
2024年6月11日、WWDC 2024で発表された[3]。対応端末はiPhone XS/XS Max以降のiPhoneで、iOS 17でサポートされたモデルの全てがサポート対象になった[2]。
Apple Intelligence(アップルインテリジェンス)が、プライバシー保護に配慮し、パーソナルコンテキストを理解する、独自開発した生成モデルを据えるパーソナルインテリジェンスシステム(人工知能プラットフォーム)として、iOS 18、iPadOS 18、macOS Sequoiaでの全面採用と応用した多数の機能が発表された[注釈 2][3][5][6][7]。
新しいSiriから、外部のChatGPT-4oをOpen AIのアカウントや契約無しで利用することも可能となる。2024年秋から米国英語でのベータテストが始まり、多言語対応は2025年中となる予定[注釈 2][3][6]。
ホーム画面のアプリが画面上の自由な位置に配置する事が可能となった。また、アプリアイコンがダークモードによって専用の色彩に変更されるオプションも追加された[3][2]。
ロック画面の下に表示されるアイコンの変更と用途が変更可能になった[3][2]。
全てのアプリでFace IDあるいはTouch IDでのロック機能に対応したほか、他の人に見られたくないアプリを隠す機能などが搭載された[3][2]。
新しくデザインされたコントロールセンター。これまでよりもさらに自由にカスタマイズ可能になり、今までのコントロールセンターの画面に加え、ミュージック、ホーム、通信用の画面が追加された[3][2]。
写真アプリが一新され、新しい表示方法に変更された。Apple Intelligenceを活用し、自動でアルバムを生成したり、音楽と共にスライドショーを作成する機能の機能向上とより一層複雑な検索キーワードに対応した検索機能や、意図しない写り込みを除去してくれる機能などが搭載された[注釈 3][3][2]。
一新されたデザインに変更され、「重要」「支払い」「プロモーション」などに自動で振り分ける機能が追加される予定である[注釈 4]。また、Apple Intelligenceを使用できるようになるため、メールの返信内容を校閲してくれたり自動で返信内容の提案や文体の変更を行なってくれる[注釈 3][3][2]。
新しいテキストスタイル(太文字、イタリック、下線など)に対応。リアクション機能も強化され、より多くのリアクションの選択肢が追加された。さらに、「あとで送る」機能やRCSに対応した[3][2]。
RCS対応により、iPhoneとAndroidの端末同士でのメッセージ機能が強化され、SMSよりも高解像度の写真、動画、大きなファイルサイズのファイル共有、音声メッセージ、絵文字リアクション、入力中のインジケーターの表示、既読機能、携帯電話もしくはWi-Fi経由でのメッセージ送信に対応した[注釈 5][注釈 6][9]。
米国でiPhone 14以降のモデルの場合、インターネット通信がない場合でも通信衛星を経由してメッセージを送信する機能が登場[3][2]。
電話内容を録音する機能に対応した。さらに録音した音声を自動でテキストに変換する機能も実装された[注釈 7][3][2]。
計算機アプリが大幅に強化され、通貨や単位の変換にも対応した。その他、縦画面での関数計算に対応し、「計算メモ」と呼ばれるメモに手書き、もしくは打ち込みで計算式を書くと自動的に計算したりグラフを表示する機能が搭載された[3][2]。
Safariに関連項目について自動的に検索し表示してくれる機能やApple Intelligenceを活用した要約機能が追加された[注釈 3][3][2]。
AirPods(第二世代)が首振りによる操作に対応。電話等に出る際は縦に、拒否する際は、横に振ることで人の多いところや話せない場面で操作が可能になった[3][2]。
ノートアプリで音声から自動で文章を書き出す機能やノートに手書き、もしくは打ち込みで計算式を書くと自動的に計算したりグラフを表示する機能が搭載された[3][2]。その他、ハイライトの色や折りたたみ式の書式が追加された。
Apple TVアプリで音声の協調に対応[注釈 8]。InSightと呼ばれる機能で映画の最中に出演している俳優や音楽を検索しお気に入りやAppleミュージックに追加する事が可能になった[3][2]。
これまでのiCloudキーチェーンが独立したアプリになった。このアプリはiPhone、iPad、Mac、Apple Vision Pro、Windowsに対応している[3][2]。
macOS Sonomaで追加されたゲームモードと同様の機能に対応した。これにより、ゲーム時のゲームアプリ以外の動作を極力控えることでゲームパフォーマンスを向上させる[3][2][10]。
高度が表示に対応し、ハイキングコースをカスタマイズする事が可能になった[3][2]。
ウォレットに追加したパスに会場の案内やマップ、当日の天気などが表示できる機能が追加された[3][2]。
iPhoneをポケットに入れたまま、Apple Watchを装着したまま何も操作せずにロックされたドアのロックを解除できる機能が追加された[3][2]。
新しくなったデザインにより見やすさが向上したほか、リマインダーとの機能連携が可能になった[3][2]。
アプリに共有する連絡先が、今までは全てを共有するかしないかの二択だったが、自由に共有する連絡先をユーザー自身が選択する機能が追加された[3][2]。
緊急通報時に接続している機関とビデオ通話を行う機能に対応した[3][2]。
アイトラッキングによって目線での操作に対応。その他、音楽のリズムと共に振動する「Apple Musicカタログ」機能が追加された[3][2]。
凡例: 過去のバージョン 最新のバージョン 最新のベータバージョン
版 | バージョン | ビルド | 配信日 | 更新内容 | リリースノート |
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Developer Beta | iOS18 Beta1 | 22A5282m | 2024年6月11日 | Apple Developer Programに参加する開発者向け(Apple Developer Beta)
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[11][3][2] |
iOS18 Beta2 | 22A5297f | 2024年6月25日 | Apple Developer Programに参加する開発者向け(Apple Developer Beta)
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iOS18 Beta3 | 22A5307f | 2024年7月9日 | Apple Developer Programに参加する開発者向け(Apple Developer Beta)
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iOS18 Beta3 RE | 22A5307i | 2024年7月16日 | Apple Developer Programに参加する開発者向け(Apple Developer Beta)
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iOS18 Beta4 | 22A5316j | 2024年7月24日 | Apple Developer Programに参加する開発者向け(Apple Developer Beta)
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iOS18 Beta4 RE | 22A5316k | 2024年7月26日 | Apple Developer Programに参加する開発者向け(Apple Developer Beta) | ||
iOS18.0 Beta5 | 22A5326f | 2024年8月05日 | Apple Developer Programに参加する開発者向け(Apple Developer Beta)
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iOS18.1 Beta | 22B5007p | 2024年7月29日 | Apple Developer Programに参加する開発者向け(Apple Developer Beta)
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Public Beta | iOS18 Beta1 | 22A5307i | 2024年7月16日 | Apple Beta Programに参加する開発者向け(Apple Public Beta)
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[12][2] |
iOS18 Beta2 | 22A5316j | 2024年7月30日 | Apple Beta Programに参加する開発者向け(Apple Public Beta)
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(注:全て日本時間)
以下は、iOS 18に対応している端末の一覧である[2]。
バージョン | |||||
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派生OS |
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アプリケーション |
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機能 | |||||
サービス |
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その他 | |||||
OS |
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消費者向け | |||||||
プロ向け | |||||||
サーバ向け | |||||||
開発者向け | |||||||