ドコモ スマートフォン Xperia XZ2 Premium SO-04K (ドコモ スマートフォン エクスペリア エックスゼットツー[1] プレミアム エスオーゼロヨンケー)は、ソニーモバイルコミュニケーションズ によって開発された、NTTドコモ の第4世代移動通信システム (PREMIUM 4G )・第3.9世代移動通信システム (Xi )・第3世代移動通信システム (FOMA )対応端末 である。ドコモ スマートフォン (第2期)のひとつ。
SO-04J の後継機種で、ドコモ向けXperiaのPremiumシリーズにおいては三代目に当たる機種 でもあり、4K HDR 対応ディスプレイやデュアルカメラを採用し三代目としては完成度が非常に高くこれでこそPremiumシリーズの集大成 とも言えるモデルである。キャッチコピーは「Xperia初のデュアルカメラを搭載。スマホの常識を凌駕する、プレミアムなXperia。 」。なお本機はNTTドコモのみではなく、発表が早かったものの発売はやや遅れて登場しPremiumシリーズの投入が初めてとなったau向け にも供給している 。
ボディーは他のXZ2シリーズと同様にフォームファクタを一新し、手に馴染みやすく全体的に丸みを帯びたデザインとなっている。またこれまでのPremiumシリーズと同じく両面ガラスと質感の高い素材を採用しているのも大きな特徴。なおXperiaを象徴するシンボルである電源キーはごく一般的な形に変更したが、ボタンをシンメトリー配置にしたことで誤動作の軽減に貢献している。指紋センサーについては背面に移動したがボディー形状やメインカメラの関係上操作し辛い配置となった為馴れる必要がある。重量も236gあり、各他社のハイエンド系スマートフォンより一段と重く感じる。従来機種にあったヘッドフォン端子は廃止になった為、ヘッドフォンを利用するには付属のType-C 変換アダプタやBluetooth を本機に接続する必要がある。
メインカメラはキャッチコピーの言う通りにXperiaシリーズでは初めてとなるデュアルカメラを搭載 した。下部には1920万画素のメモリ(DRAM )を内蔵したカラーセンサー(1/2.3型・Motion Eye ・F値1.8・ピッチ数1.22μm )を、上部には1220万画素のモノクロセンサー(1/2.3型・F値1.6・ピッチ数1.55μm )をそれぞれ背面中央に配置している。またGレンズにはより明るく改良したほか、画像処理エンジンは新たに「AUBE 」を採用。この組み合わせにより、デジタル一眼レフ並みの高感度撮影 [2] を実現した。他にもメインカメラの下部(カラーセンサー)は4K HDR(24fps記録)や1080pに対応したスーパースローモーション等の動画撮影も可能。インカメラは引き続き1320万画素とスマートフォンの中ではトップクラスの画素数である。
ディスプレイは引き続きHDR に対応した4K相当 で、サイズは0.3インチ大きくなり、ホワイトの配列を加えることにより明るさも先代に比べて約30%向上した。精細感や自然な色合いを再現するアップコンバート機能や高性能映像処理エンジンも搭載する。
パフォーマンス性能は他のXZ2シリーズと共用するクアルコム 製の「SDM845 」チップセットを採用。またシステムメモリの容量は1 Ⅱ [3] が発表されるまではシリーズ最大クラスとなる6GB を搭載し、他のXperiaシリーズよりもスムーズで快適な動作が可能である。
機能面では動画や音楽・対応ゲームといったコンテンツに合わせて本体が振動する「ダイナミックバイブレーションシステム」やハイレゾ音源の再生なども対応している。また国内向けのXperiaシリーズとしては初のおくだけ充電 をXZ2と共に搭載した。
なおソニーモバイルはのちにXperia 1 の展開を開始 した事に伴い、同時にPremiumシリーズの新規開発を終了したため本機がPremiumシリーズの最終機種となった [要出典 ] 。
2018年8月28日 のアップデート[9] デュアルカメラを使ったぼかしやモノクロ撮影に対応する。
通話時に画面が消える不具合を修正。
セキュリティパッチレベルが2018年8月に更新される。
ビルド番号が51.1.B.4.53 から51.1.B.10.36 になる。 2018年10月25日 のアップデート[9] ストップウォッチが60分(一時間)で停止する不具合を修正。
セキュリティパッチレベルが2018年10月に更新される。
ビルド番号が51.1.B.10.36 から51.1.B.10.54 になる。 2019年 1月8日 のOSバージョンアップに伴うアップデート[9] [10] Android OS のバージョンが9(Pie ) になる。
バッテリーの自動調整モードを追加。
表示画面の向きを維持する事が出来る「ワンタッチ固定」機能を追加。
カメラのユーザーインターフェースを刷新。
撮影サイズに1:1(スクエア)モードを追加。
画像処理エンジン「AUBE 」の精度を強化し画質が向上された。
3Dクリエイターに表情機能を追加。
アルバムアプリにヘッダースライドショーの設定を追加。
アンビエント表示(バックライト消灯したまま画面を表示出来る機能)の内容、ステータスアイコンなど各種UIの調整や変更。
音楽データのアーティスト名が表示されない不具合を修正。
セキュリティパッチレベルが2018年11月に更新される。
ビルド番号が51.1.B.4.53 ・51.1.B.10.36 ・51.1.B.10.54 のいずれかが52.0.B.8.12 になる[11] 。 2019年1月29日 のアップデート[9] アラームが停止した後もロック画面の時計にアラームアイコンが表示される不具合を修正。
セキュリティパッチレベルが2019年1月に更新される。
ビルド番号が52.0.B.8.12 から52.0.B.9.49 になる[12] 。 2019年2月27日 のアップデート[9] ごく稀にタッチパネルが正常に反応しない不具合を修正。
ビルド番号が52.0.B.8.12 ・52.0.B.9.49 のどちらかが52.0.B.9.62 になる[13] 。 2019年4月16日 のアップデート[9] 通話時の相手に音声が途切れて聞こえる不具合を修正。
2月27日の更新時に実施したタッチパネルが反応しない不具合を再修正。
セキュリティパッチレベルが2019年3月に更新される。
ビルド番号が52.0.B.8.12 ・52.0.B.9.49 ・52.0.B.9.62 のいずれかが52.0.B.9.103 になる。 2019年5月29日 のアップデート[9] 品質改善ならびに細かな不具合を修正。
セキュリティパッチレベルが2019年5月に更新される。
ビルド番号が52.0.B.8.12 ・52.0.B.9.49 ・52.0.B.9.62 ・52.0.B.9.103 のいずれかが52.0.B.9.147 になる。 2019年7月30日 のアップデート[9] 写真撮影時にプレビュー画面でフリーズする不具合を修正。
セキュリティパッチレベルが2019年7月に更新される。
ビルド番号が52.0.B.9.147 から52.0.B.9.212 になる[14] 。 2019年10月7日 のアップデート[9] 品質改善ならびに細かな不具合を修正。
セキュリティパッチレベルが2019年9月に更新される。
ビルド番号が52.0.B.9.147 ・52.0.B.9.212 のどちらかが52.0.B.9.263 になる。 2019年11月25日 のアップデート[9] 品質改善ならびに細かな不具合を修正。
セキュリティパッチレベルが2019年11月に更新される。
ビルド番号が52.0.B.9.147 ・52.0.B.9.212 ・52.0.B.9.263 のいずれかが52.0.B.9.294 になる。 2020年 2月12日 のアップデート[9] 品質改善ならびに細かな不具合を修正。
セキュリティパッチレベルが2020年1月に更新される。
ビルド番号が52.0.B.9.147 ・52.0.B.9.212 ・52.0.B.9.263 ・52.0.B.9.294 のいずれかが52.0.B.9.330 になる。 2020年3月3日 のOSバージョンアップに伴うアップデート[9] [15] Android OS のバージョンが10 になる。
消費電力や視力低下を軽減する「ダークテーマ」機能を追加。
画面端のスワイプで戻ると起動中のアプリ操作が行える「ジェスチャーナビゲーション」機能を追加[16] 。
アプリの起動時に位置情報が使用中の場合のみ許可の設定が行えるようになった。
電話UIが変更し、履歴や連絡先などの位置を下に変更し、スワイプによる切替方式ほか一部機能が廃止になる。
クイックパネルやステータスアイコンなど各種UIの調整や変更。
ビルド番号の52.0.B.9.294 より以前アップデートしていないユーザーがこの更新を実行した場合には2020年1月のセキュリティパッチが適用される[17] 。
更新後のビルド番号が52.1.B.0.188 で、全てのAndroid OSソフトウェアバージョンが対象となっている[18] 。 2020年4月6日 のアップデート[9] ごく稀にアラームが鳴らない不具合を修正。
セキュリティパッチレベルが2020年3月に更新される。
ビルド番号が52.1.B.0.188 から52.1.B.0.232 になる[12] 。 2020年6月8日 のアップデート[9] 品質改善ならびに細かな不具合を修正。
セキュリティパッチレベルが2020年5月に更新される。
ビルド番号が52.1.B.0.188 ・52.1.B.0.232 のどちらかが52.1.B.0.266 になる。 2020年7月21日 のアップデート[9] 特定画像を壁紙に設定すると稀にフリーズあるいは再起動してしまう不具合を修正。
セキュリティパッチレベルが2020年7月に更新される。
ビルド番号が52.1.B.0.188 ・52.1.B.0.232 ・52.1.B.0.266 のいずれかが52.1.B.0.332 になる。 ソニーモバイルコミュニケーションズ
Xperia
これまでに発売したXperiaのPremiumシリーズ
SO-03H - Premiumシリーズ初代モデル。本機同様メタルフレームを採用。
SO-04J - 先代機種でPremiumシリーズ二代目モデル。ドコモ専売としては最後のPremiumシリーズである。
G8188 - SO-04JをベースとしたSIMロックフリー端末。1万3000台限定で当初は直販(nuroモバイル )のみ取り扱い[1] であったが後にIIJmio にも取り扱いを開始した[2] 。これまで動作保証外[3] であった他社の通信回線での動作および利用に関しては現在検証中のため今後拡大する予定。なお、SIMフリー仕様の1 /5 /1 Ⅱ が発表されるまではシリーズ中で最も高スペックなSIMフリーモデルであった。
SOV38 - au 向けの兄弟機種。なお、au向けにPremiumシリーズを投入しているのはこの機種が唯一。相違点はキャリアロゴとプリインストールアプリ内容など一部異なる点はあるもののそれ以外ハードウェア等は共通設計である。
ドコモ向けXperia XZ2シリーズ関連
SO-03K/SO-05K - 兄弟機種。こちらは画面比率18:9のディスプレイを採用している。サイズは異なる以外解像度はフルHD+(2160×1080ドット)である。なおメインカメラは1920万画素メモリ一体型のシングルレンズがあるのみでインカメラは510万画素となっている。
Xperia 1 SO-03L - XZ3の後継機種ではあるが事実上の統合機種として本機の特徴を取り入れてる。2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
NTTドコモ向け au向け SoftBank向け Wi-Fiモデル
2015年
NTTドコモ向け au向け SoftBank向け SIMフリー端末
J1 Compact
J1 Compact METAL GEAR SOLID V : THE PHANTOM PAIN Edition
ロビスマホ Xperia J1 Compact
Wi-Fiモデル
2016年
2017年
2018年
2019年
2020年
NTTドコモ向け au向け
1 II SOG01
10 II SOV43
5 II SOG02
SoftBank向け Y!mobile向け MVNO向け SIMフリー端末
2021年
NTTドコモ向け
1 III SO-51B
10 III SO-52B
Ace II SO-41B
5 III SO-53B
au向け
1 III SOG03
10 III SOG04
5 III SOG05
SoftBank向け Y!mobile向け 楽天モバイル・MVNO向け SIMフリー端末
2015年 (秋・冬)
ドコモ スマートフォン ドコモ タブレット
dtab (d-01H)
dtab compact (d-02H)
ドコモ ケータイ その他
2016年 (春)
ドコモ スマートフォン Disney Mobile on docomo その他
2016年 (夏)
ドコモ スマートフォン Disney Mobile on docomo ドコモ タブレット その他
2016年 (秋・冬)
ドコモ スマートフォン
Xperia XZ (SO-01J )
Xperia X Compact (SO-02J )
Galaxy Note 7 (SC-01J)
AQUOS EVER (SH-02J )*
arrows NX (F-01J )
MONO (MO-01J)*
ドコモ ケータイ その他
2017年 (春)
2017年 (夏)
2017年 (秋・冬)
2018年 (春)
ドコモ スマートフォン ドコモ タブレット
arrows Tab (F-02K)
dtab (d-01K)
その他
DM-01K (LGエレクトロニクス製)
らくらくスマートフォン me (F-03K )*
2018年 (夏)
ドコモ スマートフォン
Galaxy S9 (SC-02K )
Galaxy S9+ (SC-03K )
arrows Be2 (F-04K )
Xperia XZ2 (SO-03K)
AQUOS R2 (SH-03K)
Xperia XZ2 Compact (SO-05K )
LG style (L-03K)
HUAWEI P20 Pro (HW-01K )
Xperia XZ2 Premium (SO-04K )
TOUGHBOOK (P-01K )
ドコモ タブレット
2018年- 2019年 (冬・春)
ドコモ スマートフォン
Galaxy Note9 (SC-01L )
Xperia XZ3 (SO-01L)
Galaxy Feel2 (SC-02L )
AQUOS sense2 (SH-01L)
ドコモ ケータイ その他
2019年 (夏)
ドコモ スマートフォン
Xperia Ace (SO-02L )
AQUOS R3 (SH-04L)
Galaxy S10 (SC-03L)
Galaxy S10+ (SC-04L)
arrows Be3 (F-02L )
Xperia 1 (SO-03L )
LG style2 (L-01L)
HUAWEI P30 Pro (HW-02L)
Galaxy S10+ Olympic Games Edition (SC-05L)
ドコモ ケータイ その他
2019年- 2020年 (冬・春)
ドコモ スマートフォン
Galaxy Note10+ (SC-01M)
Galaxy A20 (SC-02M)
Xperia 5 (SO-01M )
AQUOS sense3 (SH-02M)
AQUOS zero2 (SH-01M )
その他
納入企業
「 」(マーク無):PREMIUM 4G ・Xi ・FOMAハイスピード 対応機種 -
「*」:Xi・FOMAハイスピード対応機種 -
「**」:FOMAハイスピード対応機種 -
【新色】は以前に発売された機種の新色版
ソニーモバイル(SO)
SOL22 (Xperia UL) L(5)
SOL23 (Xperia Z1) L(5/ac)
SOL24 (Xperia Z Ultra) L(5/ac)
SOL25 (Xperia ZL2) CA・W2(5/ac)
SOT21 (Xperia Z2 Tablet) タ話CA・W2(5/ac)
SOL26 (Xperia Z3 )CA・W2(5/ac)
SOV31 (Xperia Z4)ヴCA・W2(5/ac)
SOT31 (Xperia Z4 Tablet)タ話CA・W2(5/ac)
SOV32 (Xperia Z5)ヴCA・W2(5/ac)
富士通モバイル (FJ)
FJL22 (ARROWS Z) L(5/ac)
FJT21 (ARROWS Tab) タL(5/ac)
シャープ (SH)
SHL22 (AQUOS PHONE SERIE) L(5/ac)
SHL23 (AQUOS PHONE SERIE) L(5/ac)
SHL24 (AQUOS PHONE SERIE mini) L(5/ac)
SHT22 (AQUOS Tab) タL(5/ac)
SHL25 (AQUOS SERIE) L(5/ac)
SHV31 (AQUOS SERIE mini) ヴCA・W2(5/ac)
SHF31 (AQUOS K) フL(2.4)
京セラ (KY)サムスン電子 (SC)
SCL22 (GALAXY Note 3) L(5/ac)
SCL23 (GALAXY S5) CA・W2(5/ac)
SCL24 (GALAXY Note Edge) CA・W2(5/ac)
SCT21 (GALAXY Tab S) タ話CA・W2(5/ac)
SCV31 (Galaxy S6 edge) ヴCA・W2(5/ac)
LGエレ (LG)
LGL22 (isai) L(5/ac)
LGL23 (LG G Flex) L(5/ac)
LGL24 (isai FL) CA・W2(5/ac)
LGV31 (isai VL) ヴCA・W2(5/ac)
HTC (HT)船井電機 ASUS (AS)
AST21 (MeMO Pad 8) タ話L(5/ac)
パナソニックシステム
京セラ(KC) LGエレ(LG) シャープ Alcatel
IDOL 4 (5/ac)
SHINE LITE (2.4)
ソニーモバイル (SO)富士通モバイル (F→FM)
201F (ARROWS A) X(5)
202F (ARROWS A) X(5/ac)
301F (ARROWS A) X・L(5/ac)
シャープ (SH) 京セラ (K→KC) 華為技術日本 (HW)
201HW 3G
402HW(Media Pad 10 Link+) タ話L(5/ac)
サムスン電子 (SC)
京セラ (KC) 華為技術日本 (HW)
302HW (STREAM S) L
403HW(MediaPad M1 8.0)タ話 L(5/ac)
LGエレ (LG) モトローラ・モビリティ シャープ (SH)
富士通モバイル (F) 華為技術日本 (HW) LGエレ (L)
ウィルコム →ワイモバイル/ウィルコム沖縄(WILLCOM)
シャープ (SH) 京セラ (K)
WX10K (DIGNO DUAL 2) X(5)
華為技術日本 (HW)